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恋人づくり・17回の見所 [物語]

初体験の韓流ドラマ「恋人づくり」・17回を見て、面白かった所を書き止めておきたい。
第17回の見所は、カン・ヘソン(ビョン・カミン)と父親との親子喧嘩である。
ヘソンの父(シム・ヤンホン)は、ソンヒョングループ財閥の会長。礼を重んじる韓国では、
親であるだけで大変な権威がある上に、ヘソンの父親は世間的にも絶大な権力がある。
そういう父親に対し、遂にヘソンは、自己の信念を通すために啖呵を切った! 
ヘソンの父「結婚するなら役に立つ女にしろ!あの女がお前に求めているのは金だ。だから子を
 産んだんだ。」 ヘソン「正直に答えてくれ。妊娠を知ってわざと結婚式に招待したのか?」
父「もう済んだ事だ。」 ヘソン「俺は知らなかった。妊娠を知っていたら結婚しなかった」
父「もう終りにしろ」 ヘソン「どうやって?・・・中略・・・
 やっと気づいたんだ。金で解決できない事が世の中にはずっと多い。・・中略・・会社を辞める。
 愛する者を守る事もできない金に未練は無い!」父「ヘソン!目を覚ませ!」

日本でも昔は世間の色んなシガラミから、義理と人情との板ばさみの様な話はあった。しかし、
このドラマは現代話である。財閥の御曹司ではなく、普通の金持の話でも韓国にヘソンの様な
純情な中年男がいるのだろうか? 俄かには信じられない。このドラマが日本への輸出向けで、
日本人の郷愁を誘う趣向でつくったと解釈すれば納得行く。ただ私は現代の日本にも韓国にも
ヘソンの様に生きる事ができれば!と、憧れる人々が沢山いることを期待したい。
いくら資本主義社会だからと言って、拝金主義者に成るばかりが能では無いだろう。

ヘソンの父親がキム・ユニ(キム・ジョンナン)の事を、金目的といったのは、邪推ではない。
‘ヨジュンやユニの母親であるクムジャ’の弟:パク・ボクマン(イ・ジョンフン)が言っていた。
「娘の親なら、大金持の息子との結婚を泣いて喜ぶ」と。
親族の結束が強い韓国や昔の日本では、頼りになる人間と“縁”を結びたいのは当然だから。
ヨジュンやユニの祖母:チョン・オンナン(パン・ヒョジョン)はじめ家族がヘソンを憎むのは
ユニを裏切ったからである。しかし、その裏切にはヘソンの父親の陰謀があった事が、
視聴者には今回、明らかになった。ユニの親族にはまだ知らされていないが。

もう一つ見逃し難かったのは、ヨジュン(キ・テヨン)とサンウン(ユジン)が散歩中に始めて
手を握る場面。並んで歩いている最中、手が触れ合い、互いに意識するが、なかなか手を握る所まで行かない。結局ヨジュンが、カフェに案内するために手を引っ張るという形で、はじめて
手を握った。サンウンのにんまりした顔が幸せそうだった。戦後の日本に勝気な娘が受ける傾向
があるが、現代の韓国でも、そういう娘が受けるのだろうか? 勝気な娘といえば、
サンウンの妹:ハン・ヒョウン(カン・ビョル)もその一人。血は争えないということか?


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