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HSPの健康への貢献? [健康]

今日は、ローレンス・ナイチンゲール(1820-1910)の誕生日に由来する「看護の日」。
ナイチンゲール(女史)の日とも呼ばれる。(英語ではInternational Nurses Day)
看護士を志す人たちは、女史のことを勉強しているだろうが、今日、一般社会では
我々の少年時代のように、常識になっていないのではないか?

女史が生れた頃は世界で最も早く産業革命を起したイギリスでも、鉄道もなく、自動車、電灯、
電話、飛行機もなかった。しかし女史の亡くなった時には鉄道、自動車、電灯、電話は当前に
使われるようになった。飛行機さえ1909年にドーバー海峡を飛び越え、航空界の目覚しい発展
が予想されていた。こうした外界の様々な変化に伴い人々の生活様式、思想も大きく変化した。
これらのあらゆる困難を乗越えて、女史は、しっかりと真実を見つめて生きた。女史の志望は、
勉強して看護婦になることだったが当時の病院は教養ある良家の子女が働く場ではなかった。
女史は、看護婦を女性の為の立派な職業とする高度な教育訓練の確立、女性の地位向上に
捧げた。女史の生き様・こころざしから、現代の我々が学ぶべき事は、たくさんある様に思う。

前置きが長くなったが、昨日、「ためしてガッテン」“大検証!体温アップで超健康の真実”
を見た感想を書いておきたいと思う。
「ためしてガッテン」は、2009-02-22の「オレオレ詐欺防止」以来度々取上げた。
その多くは、2009-06-16以来の「魔法の運動」即ち、スロージョギングの話題だったが、
認知症に関しても少し書いた事がある。老化防止には人並みに関心を持っている?

今回放送分の体温アップによる超健康効果については「?」というのが私の意見である。
体温上昇で体内に増える熱ショックたんぱく質(HSP)なる物質の正体が良くわからなかった。
HSPは、傷つきやすいたんぱく質を修理して細胞を強化。老化防止や免疫力に深く関係?
HSPは、体温が約38℃以上から増加。運動、更には精神的ストレスでも増加するらしい。
この物質が、日常生活でもパートナーとして役だってくれるのか?もっと知りたい!という
番組制作の動機は解明されたのか? 少なくとも私には、良く理解できなかった。
HSPに関する私なりの理解は以下の通りである。(間違っていればご指摘を!)
1. 病人に関しては、高熱(38℃以上)でHSPが増加するから健康体に復帰できるのだと思う。
2. 健康人に関しては、高熱にする必要性に疑問がある。(時間がかかり且つ危険性あり)
3. 健康人に関しては、運動や精神的ストレスによる方法が、良いのではなかろうか?
  但し、スロージョギングは体温上昇効果なく、高熱効果は期待できないらしい。
  この点が、高齢でスロージョグ信奉者の私には納得がいかない所。 如何なものか
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