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菅の悪い「大震災対応」 [社会]

民主党政権の無能ぶりについては再三再四書いてきたが、今回の「東日本大震災」の対応で
露呈した菅内閣の無能ぶりによって、私の書いた事が裏書された。裏書とは何を意味するか?
その事を整理して述べるために、まずは月刊「文芸春秋」5月特別号の、石原慎太郎の書いた
「試練に耐えて、われなお力あり」に書かれている菅政権批判部分を以下に整理した。

1.事務次官会議を開かない。次官会議廃止を宣言した民主党は開けない?
  次官会議を廃止した前提には、今回の大震災のような災害は想定されていなかった。
  民主党という政党は小さいコミュニティ・市民団体向きで、国を扱えるレベルではない。
2.従って各省庁間の調整が取れず、官邸一人慌てふためいて危機管理能力欠如を曝け出した。
  蓮舫、海江田、細野など一本釣で、担当相をつくるも機能せず。
  石原氏は、大勢のテレビクルーを引き連れて節電依頼に来た蓮舫に、オイルショック時の
  事例を引用して政府主導で節電の政令を作る様に言ったが、子どもの使い並みとか。
  亀井・国民新党代表も、「バカバカバカの三人が増えるだけ」と菅政権を見捨てている?
  民主党は欲の皮の厚い国民を騙すスタンドプレーの能しかない?国を扱える実力ではない?
3.「東日本大震災」の様な災害の際は、緊急の安全保障会議を開く事になっている。
  指揮系統の一本化を図ることが非常時にもっとも大切だ。そういう大局観が民主党にない!
  市民運動上がりや、何でも政府に反対すれば良いという輩の集団で、「東日本大震災」は
  想定外。民主党にとっては、コップの中の嵐として、政権交代を叫んでいたに過ぎない。
4.石原都知事の記事によると、東京都の消防隊の援助活動は酷い扱いを受けた。
  その理由は、現地本部が、ほとんど実働しておらず、お偉い方々は安全な場所(東京)に
  いて、遠隔で偉そうに命令しているためである。私も再三、現場無視を問題にした。
  指揮系統を統一し、官僚を有効に活用する術も知らず、しかも、現場はスタンドプレーの
  場でしかないという、全く、箸にも棒にもかからない民主党の体たらくである。

こうやって整理してみると、私が民主党を批判してきた最大の問題点が浮き彫りになる。
今、「東日本大震災」を目の前にして、石原氏は老骨に鞭打って、“今こそ総理は国民に
「我慢」を呼びかけるべきだ”といい、この難局に当ろうとしている。数年前TVで環境問題に
関する街頭インタビュで、30台前後からアラフォーを含む人々の多くが一様に“我慢はしたく
ないから”、“辛抱は悪だから”、といった前置き(言い訳?)をして対応策を答えていた。
そういう「東日本大震災」など想定外の能天気な人々が無責任な風評に乗って、国レベルの
大きな問題など想定外の無責任な民主党に、無責任に投票をして出来たのが民主党政権では?
「我慢」を嫌がる国民に立向える政府でなければ国は持たないと思うが、如何なものか
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