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「おひさま」第4回 [閑話]

まるで少女漫画の様な、甘ったるくて、陳腐な内容にうんざりしながら惰性で見ている。今日は
奉公に出される友人・ユキ(荒川ちか)が、見送りに来た陽子(八木優希)に「勉強できる事に
感謝する心を忘れないで!」と言った言葉が、印象に残った。昭和7年(1932)には
小学校も卒業できない子どもがいたのである。しかし、ナレータ(若尾文子)の説明では、
ユキは苦学して後年、成功し、困っていた陽子を助けたという。

だとすれば、ユキの方が、結局、小学校時代と一緒で陽子よりも、勉強ができたのでは?
そこで私は、「勉強」とか「学問」という意味が、当時と現代とでは大きく違ってきていると
気付いたのである。昔の「勉強or学問」というのは、‘「実学」=実際の社会に役立つこと’
であった。それが、何時の間にか、学習塾だ、ナンダ、カンダの「受験テクニック」へと
変貌してしまったのである。だから今の子らに学ぶ事への感謝の念がないことを責めても
仕方ない。「受験テクニック」学習に感謝しろ!というのは、どだい無理筋である。

現代は、金がなければ子どもは育てられないと、「子ども手当」を税金から払う世の中だ。
私の考えでは民主党は、受験産業の回し者?莫大な政治献金を受けている?としか思えない。
現代の歪は拡大するばかりである。石原都知事が、「東日本大震災」を「天罰」と言って
平謝りに謝ったが、これに類する発言は、著名人の中でも随分と多い。但しそれらの人には
「民主党、及び菅首相の失政に対する」という但書があった。阪神・淡路大震災の時には
村山首相だったという、ご丁寧な注釈まで有った。

金融危機の後は、政権交代でバカな政治が始まり、追い討ちをかけて「東日本大震災」、
そして、ヤケッパチで減税党が大躍進するのか?社会の歯車が狂いだすと止められない?
自民党も?だが、民主党よりはマシだった?減税党は民主党よりお粗末?の可能性は十分。
何故なら「受験テクニック」と「実学」を使い分けて、世に出た人間(政治家など)には
もう一段、深い「真」を極めねばならない。「実学」と「真」を混同している人間には
政治家として世の中に出ても役立つ人間になれない?
今の政権党の様に、幾ら社会的地位を得てもミスマッチではいけない?
天罰が下り、何の罪もない庶民を不幸にしてしまう?
これ以上の混迷が発生すると、またまた、これ以上の天罰が下る心配がある。
お手並み拝見。 如何なものか
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