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弥生散歩2011 [散歩]

社会が不安定で、のんびりした気分になれないからか、最近は散歩の話題が減少した。
しかし、私のような年寄りが気を揉んでも仕方がないので、のんびり散歩の話である。
散歩の話題は少ないが、散歩は、相変わらず継続している。
最近では、一週間で10万歩というのも少なくない。
スロージョギングがある程度、定着してきたからかも知れない。
相変わらず、膝には違和感がある。コラーゲンの不足か?(^^)
201103291243早鯉.jpg
写真は、今日の散歩の途中で撮ったもの。
(決して過去の写真ではない。)
鯉のぼりは、何時頃から飾るのだろうか?
特に、決まりがある訳でもなさそうだが、4月以降か?
今のところ他では見かけなかった。結構、気の早いお宅?
今日は、風が強かったので、鯉さんたち気持ち良さそう?

午後から曇りという天気予報だったが、日差しは薄雲を通しても強く、影がくっきりと出た。
スロージョギングで汗ばんだので薄手のフリースの上着を脱いだが、下着とポロシャツでは
少し寒さを感じたから、恐らく、気温は、最高でも15℃に達していなかった?
上着を着ているときには、風の冷たさを感じなかったが、やはり、まだ風が冷たい?
今日の様に早春から陽春へと移ろう微妙な瞬間を体感できたことは、深いよろこびである。

芭蕉の春の句に、次のような句がある。
◎ はれ物に さわる柳の しなへ哉  元禄七年春

はれ物という現実的なものを用いた意図は、春の柳のしなやかさを強調するためだと思う。
その意図は十分に達しているが、そのはれ物とは、どんなはれ物なのか?推理してみた。
そして、その春の柳が、早春から陽春へと移ろう頃の柳と解すれば、
はれ物は、ついこの間まで悩まされていた“しもやけ”では?と具体的に推理したのである。
早春だと、風の冷たさで柳のしなやかさを思えない?陽春だと、はれ物に現実味が乏しい?
実は私は、この冬 “しもやけ”が悪化して随分、悩まされたのだ。まだアザが残っている。
そういう実体験から、この句は、今頃の気候でないといけないのでは?と思う。
今頃は、早春の歓びと陽春の歓びに挟まれて地味な時期だが、それもまた素晴らしい!

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