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人災の結末? [原発事故]

福島第1原子力発電所2号機の格納容器の下部にある圧力抑制室が破損したとみられると、
発表された。同6時14分に爆発音が聞こえたという。放射性物質も出ているもようだ。
つい最近の2011/3/15 11:31 〔日経QUICKニュース〕では
福島第1原発爆発事故関連で、3号機付近で毎時400ミリシーベルトの放射線量を確認した。
一般人の放射線量の限度は原則、年1000マイクロシーベルトに定められている。従って
一般人の放射線量の限度をはるかに超えて、一時間で年間の4000倍に達している。
今回の福島原発の状況推移からして、既に、米国TMI事故のレベルを超えた?

菅直人首相は15日早朝、東日本巨大地震を巡る東京電力福島第1原子力発電所での事故を
受け、政府と東京電力が共同で統合対策本部を設置すると発表したが、既に時期遅れ?
「六日の菖蒲(あやめ)、十日の菊」?
米国は、早期にホウ素剤(中性子を吸収するもの、核反応停止用)の注入を進言したが
東電は、原子炉が使えなくなるので躊躇したらしい。遅れてホウ素注入をしたらしいが
核分裂反応は停止しても、核分裂生成物質の崩壊熱によってメルトダウン?
ホウ素剤は、崩壊熱を止める効果はないらしい。
米国TMI事故は、核分裂生成物質の崩壊熱によるメルトダウン途中に、誤って停止した
健全だった冷却装置によって、冷却し、何とかチェルノブイリ事故レベルは避けられた。

私は、世情不安を掻きたてる意図でこんなことを書いているのではない。
与謝野馨議員が、発表したように経済発展に原発は欠かせない?なら、本気で取り組め!
と言いたいのである。菅首相は、内心では原発反対なのでは?と勘ぐりたくなる。
原発賛成・反対に関係なく、目前の事故を最小限に食い止めなければならない。
菅首相は、本気で自らが勉強して、皆に、目前の問題に振り回されないで発想を転換させ、
素晴らしい防災対策を考えるように指導すべきである。情報が来ないの何のと、御託を
言っている時では無いのである。

遅まきながら国際原子力機関(IAEA)や、米国原子力規制委員会などに技術支援要請した。
それぞれ、原発事故に関しては「極めて難しい状況下にある」との認識を示したという。
兎も角、八方手を尽くし、精魂傾けて、人事を尽くし天命を待つしかない。ダラ菅でも、
現在、全ての国力を束ねて、原発の大惨事を防がねばならない。そのためには、
今は菅首相に頼るしかないのである。どうか、菅様、お願いします。如何なものか
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