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竹島問題と民主党の本質 [社会]

民主党に、またまた訳のわからない事件が起きた。2/27に民主党の土肥隆一衆院議員が
韓国を訪れ、「日本側は竹島の領有権の主張を直ちに撤回すべきだ」とする共同宣言文に
署名したという。「日韓キリスト教議員連盟」の日本側会長として日韓共同宣言に名を連ね
韓国の国会で共同記者会見していた。日本語では「日韓」と銘打っている「日韓キリスト教
議員連盟」だが、英語名はKoreaしか冠されてない。日本のメンバーはもう一人、ツルネン・マルテン
民主党参院議員のみ?二人共に、元外国人である。

日本の現役政権与党の国会議員が「領土権放棄を主張した」という事実は、今後どの様な
処分や手続きがなされようと、歴史的事実として歪曲され、利用されるだろう。問題発覚の
当初、土肥氏は「個人的見解」を理由に正当化を主張した。それがもし本音なら、国会議員
としての見識・能力を疑う。その土肥氏は衆院政治倫理審査会長で、菅直人首相が主宰する
政策グループ「国のかたち研究会」顧問という立場である。仮に土肥氏が本音だったのなら
民主党という政党は、どんな国のかたちにしようとしているのか?また、本音でなかったら
韓国へのスタンドプレー?宗教活動を隠れ蓑に与党・現役国会議員が売国的活動をするとは!

日経QUICKニュース(3/10 1:51)では土肥氏の衆院政倫審会長辞意が伝えられている。
最新ニュース(3/10 14:14)は、9日午後の参院予算委員会で菅首相は土肥議員の竹島問題
に関し「極めて遺憾。党、国会の立場でどう対応するか検討しており、まず岡田克也幹事長に
対応するよう指示した」、という。いつもの感の悪い菅首相?或いは同じ穴のムジナ?
この問題を単純なナショナリズムで解消するのではなく、もう少し掘り下げてみたい。

山本一太自民党議員の竹島問題での質疑中(3/4の参議院予算委員会の国会中継)、議事が
20分位空転した。韓国の竹島占拠が「不法占拠か否か」の質問に、民主党・菅、前原、枝野の
三人が、「法的根拠のない形で支配されている」と訳のわからぬ答弁を繰返した。
山本一太議員の意図は、「外交的表現は一貫すべき」という主張だった。この時の民主党の
対応から見ても、明らかに、竹島問題の取扱いが、民主党になって変更されている。
民主党では自己の行動の歴史的影響に関して、党としての評価基準もなく個人的評価しかない
のでは?「民主党が烏合の衆」の認識はあるが、その問題の大きさを国民は理解していない。
民主党は国家と個人の中間・コミュニティ(家族や地域・グループ)を大切にしないのでは?
民主党に党の綱領がないのは、民主党がコミュニティではなく、またコミュニティを大切に
しない証拠?今回の土肥氏の署名活動は確信犯的ゲリラ行動?そして日本の与党・民主党は
スタンドプレー的個人集合体、かつゲリラ集合体では?あな恐ろし!如何なものか
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