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TVドラマ・無駄話 [閑話]

今日は桃の節句。楽しいひな祭である。その日には余り相応しくない話題かも知れない。
日本の母性社会原理が益々威力を発揮して、日本が危機に陥ろうとしていることを示したい。

TV小説「てっぱん」を振り返ってみても、真知子とあかりが、尾道と大阪を支えている。
初音は千春を片親で育てたために、父性をも兼務して頑張ってきたのが、裏目に出ている。
NHKドラマ10・四十九日のレシピでも、オッカの存在感は抜群。ユリッペも、姑の介護を頑張り
婚家の屋台骨を支えていた。夫・浩之は、ユリッペの不妊治療に付き合う事に飽きたという。
しかし浩之の浮気について別の見方をするならば、嫁姑がガッチリ手を握る母性家庭に対する
反乱だったと言う見方も出来る。どうしようもない女・子連れ亜由美に安らぎを覚えたのは、
社会でも家庭でも確立できなかった父性を確立できるからではなかったろうか?

現実を振り返ると、年間3万人を超える自殺者の7割が男性で、年代別では50歳代が最多。
引篭もり、登校拒否等は常識化し、最低限度の生活を保障する生活保護制度は、受給者が
2010年11月の段階で142万世帯、197万人にのぼり、支給額は3兆円を突破。国民年金の
給付金よりも生活保護による受給額の方が高いケースもあり“国民年金を納めない方が得”
という考えになり、無年金で生活保護を受ける人が増えるのも当然である。
政治情勢は、例の「子ども手当」で分るように、もぐら叩き問題解決法で、バラマキ行政。
物分りの良い男性はいるが、社会を秩序あるものにする父性が、完全に欠如している。

日本は母性しかないのでは?日本の政治家は、税金を使う事が社会正義だと思っている?
こんな女の腐ったような男性ばかりの世の中で、女性が結婚に夢をなくし、或いは子どもを
生むことに躊躇するのは当り前だろう。単なる生理的だけではなく人間的にも魅力ある男性
を育成し、暴君的父性ではなく、日本に欠けている自立した父性を回復する事が、少子化の
対策につながる。「子ども手当」が、少子化に真逆の対策である事は以上の如しである。
民主党政権は、以前の政権にも増して母性的。だから、中国やロシア、その他の国々から、
その隙をついて攻めかかってこられるのである。その対策費もバカにならない。

社会福祉のお金は増え続けるから、減税はありえないと頭から否定する人が日本には多い。
そういう考え方が日本の社会をダメにしているのではないか? 現在の全く夢も希望もない
「甘えの構造」の母性社会からの転換手段として「減税もあり?」 如何なものか

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