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教育の重要性 [社会]

教育(精神的育成)は、現代日本で緊急かつ最大の問題。しかしかつて第二次世界大戦前に
国家から受けた教育が「忠君愛国」の「洗脳教育」だったのではないか?と考える人も居る。
しかして、国家からの教育論争に関しては、戦後、「左右対立」状態のまま65年半が過ぎた。
この様な状況を受けての政権交代。しかし迷走続きで、民主党の教育に関する考え方が
「子ども手当」の様な物質面のみで、一向に精神面の教育に対する考え方が見えない。
日教組を支持母体とする民主党政権が、今まで練ってきた考え方を発表すべき時ではないか?
そんな中で、菅政権の2次改造内閣が発足して国会論戦が始まった。

1.27・国会中継で中曽根弘文(自民党)が、「徳育」を主なテーマとする質問をした。
質問のポイントは「道徳教育」として自民党時代、13.4億の予算が、事業仕分けで 6.3億と
半減以下に切捨てられた点の追及であった。しかし菅は、その点に何の応答もなかった。Responsibility(責任)を感じられない。長いモラトリアム時代に蓄積したものをチラリとでも
見せるか?と、少しは期待したが外れ!期待する方が間違っている?
菅は、昨年6月、10月の所信表明、今回の施政方針でも、精神的な教育問題に関する言及が
ないと、中曽根弘文も指摘していた位である。ないない尽くしの民主党である。

2011.1.25産経msn.comに、2011.1月に開催された日教組教育研究全国集会の模様
紹介されていた。「北方領土はどこの国の領土か分からなくなった」と児童に問いかけた教師も
居たという。日本の“非”だけを強調する歴史観や国際情勢を無視して単純に「戦争は恐い」
というイメージを強調する「平和教育」の授業報告も多かったという。産経論調を割引いても
義務教育の場が、中途半端な精神的成長の人間、即ちモラトリアム教師によってかき乱されて
いる事は伺えた。この様な教育現場では「忠君愛国」の「洗脳教育」はありえない?

しかしオーム心理教を引合いに出すまでもなく、中途半端な人間は、ゲーム、薬、酒、etcに
洗脳されるのである。しっかりとした自らの拠り所を創生する力を育てるために、学校は
大きな役割を担っている。少子化の原因は、今の教育状況を見て、子どもを生んでもまともに
家庭で育てられる自信がないと思う人が増加しているところにある。菅首相は、教育は
学校だけでなく、家庭や地域でも育てて欲しい、と言っていた。そういうチームワークを
形成するためにも、「道徳教育」の予算を削る方向ではないだろう。党利党略で、日教組の
有り方に何にも出来ないのでは、一国をあずかる政権とはいえないだろう。如何なものか
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