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冬の時代到来?-② [社会]

今日も国会中継を見て思った事を書き残したいと思う。私が政治向きの話を書く目的は、
一に日本が、世界に波風を起こさない事を祈るからである。それ以外に決して他意はない。
私が聴いた質疑者は町村信孝(自民)高市早苗(自民)赤澤亮正(自民)等の議員諸氏だ。
議員諸氏に対する菅首相や大臣の答弁から、民主党と、その内閣が如何に無知であるかが
さらけ出された。以下の各氏の質問に対する答弁を読んで頂くと分かるはずだ。思い出すに
戦前、日本軍が、中国とことを構え、緒戦に勝ったからと行って侵略を続行した理由もまた
広大な中国大陸、そしてロジスティクスに関する無知であった。無知ほど怖いものは無い。
権力を握ったものが無知にも拘らず、民衆が支援した場合の悲劇が、もう忘れられている。

町村議員の質問では、「コンクリートから人」のキャッチフレーズが僅か1年でオシャカに
なった問題、及び普天間基地問題解決のために首相がどんな活動をしたのか?という問題が
私にとって重要なポイントだった。「コンクリートから人」という民主党の大看板が1年と
もたなかったと言う事に、日本人はほとんど関心がないのではないか?そういう忘れっぽい
(ある意味で非常に楽天的)国民性が、知らぬ間に日本を地獄に落すのである。

普天間問題で菅首相は何をしたか?と問われて懸命にオバマ会談などをやったと息巻いた。
それに対して、町村議員は、「あんたは間違っている。沖縄県民に何も働きかけていない」
と厳しく指摘した。鳩山前首相の最後っ屁のような「日米合意」を遵守すると言いながら
沖縄県民に何をしたか?何の働きかけもしないで、安閑としている。これでは、普天間の
解決の目途が立たないのは当然だ。菅首相自身が、誰かに人頼みではどうしようもない。
堕落した組合幹部や政党指導者などをダラ幹というが、菅首相は人間としても今一の人?
即ち、“ダラ幹”の“ダラ菅”と呼んでも良いのではなかろうか?

高市議員は尖閣諸島沖の漁船と海保艦艇との衝突事故に関して、検察判断に任せた事への
問題提起で、領海内韓国漁船の取締と今回の中国漁船との違いを、具体事例で追及した。
この点は非常に大切で、こんな事を検察が勝手にするなら日本は法治国家ではなくなる。
赤澤議員は、TPP協定に関して、民主党、菅首相がまったく準備不足、知識不足であるにも
関わらず、先走って所信表明演説に盛込んだ事を厳しく追及していた。同議員への応答から
民主党と、その内閣が如何に無知であるかと言うことがさらけ出された。

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