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三日月と衣替え [閑話]

昨日は、朝方は曇っていたが、次第に晴れ上がって夕方には、ほぼ快晴になった。
合唱の練習が、午後の時間を食いつぶすので、日課の1日1万歩のノルマを達成するために
17時頃にスロージョギングを織り交ぜた散歩に出かけた。いつもの最初は、東に向かって
モスバーガーのある通りを少し北上し、とある寺院を通り越した処を左折。西に向かう。
西に向かって進む頃には既に日没を迎え、西の空にくっきりと三日月が輝いていた。
三日月を仰ぎ見るのは、随分と久しぶりのような気がした。
新月と“上弦の月”の間の広い範囲の月相を広義には三日月と呼ぶらしいが、昨日の月は
正真正銘、陰暦の三日の月だった。眉月(まゆづき)、繊月(せんげつ)とも呼ぶように
絵に描くよりもずっと繊細で、なにかすぐ壊れてしまいそうな頼りなさがある。
日没直後は、青い空に薄く浮かび出て、背景の空が徐々に濃さを増すごとに輝きが増す。
家に着く直前に、近くの里山にアッという間に沈んでいった。
◎ 夕月は 幼き頃の 思い出か

最近の気温を調べると、倉敷では、二十四節気の一つ・寒露が始まった10月08日、09日は
最高気温が25℃を下回ったが、昨日、今日とまた、最高気温が25℃以上の夏日になった。
現代の衣替えは、6月1日前後が、合服から夏服、10月上旬が夏服から合服へ衣替えの様だ。
現在は、官公庁やそれに関連する企業・団体、それに制服採用の学校等が守っている様だ。
先日も、訪問先の神戸新聞が、ある私立女子中・高一貫女子校の10月4日からの衣替えを
報道していたが、当日は夏日。学生達の感想は、「汗だく」、「汗だく」、・・だった。
倉敷の10月の一昨年(2008)の夏日は、10月上旬・6日、中旬・5日、下旬・2日だった。
2007年は、10月12日まで9日を除き11日間、夏日が続いたが、以後は夏日にはならなかった。
将来10月の夏日が中旬以降も多くなるようだったら、服装にうるさい学校や勤めは大変!
と思う。何せ私などは、今日も夏とまったく変わらぬ服装で散歩している。

前のブログ円の集い日記”の「2007-10-11衣更え」の記事に作った歌を再録したい。
◎ 空は秋空 日差しは夏よ 歩く私は夏姿
  風は秋風 稲穂は黄金 道行く人は秋姿
  道路に車 野には蝶 歩く私の口に歌
  風は秋風 日差しは夏よ 歩く私は汗をかく
奇しくも同じような感想を、三年前の同じ日に記していた。如何なものか。
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