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民主党の危険性 [社会]

ゲリラ豪雨と呼ばれる集中豪雨によって、各地に大きな被害を蒙っている。昔から日本では
国が乱れたり、政治が良くなかったりすると、天変地異が起こり、お偉方の責任を糾弾した。
例えば、菅原道真が大宰府に左遷されて、死去した頃、京都では“天災”が発生したという。
この年は、旱魃、疫病、洪水などが相次いだらしい。その6年後に、政争相手(藤原時平)や
片棒を担いだ人間などが次々と死去したために、道真の祟りと恐れられた。

鳩山、菅と続く民主党政権は、神様のご意向に染まないのではなかろうか?
私が、民主党の政権政治を危険視する第1の理由は、その人材、組織の脆弱さにある。
その一番良い例が、短命に終わった鳩山政権に関して、党内からの批判などによる建直しが
全く効かなかった事。そして次の菅内閣に交代した時のやり方が、単なる「小沢隠し」という
子供騙しの様な手法だけで、党内における鳩山政権の本格的反省を真面目にやっている様子が
全く、見えてこないことである。「八ツ場ダム」問題にしても、前原建設相の明らかな失政で
あり、本来キッチリと示しを付けなければならないのをウヤムヤにしている。
早い話が殆ど失政だらけで、始末を付けるといっても手が回らないというのが実情だろう。

なぜ、こんなことになるのか?それは、今までの生き方が、何事も他人事として取組む癖が
付いてしまっているからではないか?仙石官房長官が、事業仕分けを“文化大革命が始まった”
といったことは有名な話だが、最近の野球賭博の問題で、相撲協会が「暴力団を一掃しないと
公益法人にはふさわしくない」という発言もそうだ。自分の問題として取組んでいない証拠。
2010-06-24のブログ「相撲界と丸暴[歴史]」に、丸暴(昔はやくざといった)と相撲をはじめ、
様々な行事や団体との長いかかわりについて書いたが、他人事なら簡単に割り切れるよねぇ~

安倍晋三元首相が、民主党政権を「陰湿な左翼政権」と呼び、“彼らのいう「市民」は彼らの
理屈で定義された非常に排他的な言葉。”と言っている。民主党にとっては、「八ツ場ダム」
中止による影響も、相撲協会もそのファンも自分達の定義した「市民」以外は考慮の外で、
しょせんは他人事なのである。だから事業仕分けを“文化大革命”と呼ぶ事に抵抗がないのだ。
党内批判が起こらないのも、そういう陰湿で閉鎖的な集団であることの明確な証拠なのである。
菅首相が、北朝鮮の拉致問題の主犯格であるシンガンスを含む政治犯の釈放嘆願書に署名した
のも、そういった閉鎖的な視野が影響していたと言わざるを得ない。この問題は歎願書提出の
前年に参議院でシンガンスが入っていることを議論されたという。如何なものか。
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