SSブログ

日米同盟弱体化 [社会]

一昨日のブログ、「勝連沖・人工島案」を3月末政府案として調整に入ったのではないかという新聞
報道等を受けて、その案を私なりに精査し、読み解き方を考察した。そして産経新聞の「同盟弱体
化・第2部 普天間問題㊤」を読んだ。岡田外相がルース駐日米国大使と会談する前日の25日、
ルース氏は長島昭久防衛政務官に「鳩山政権を傷つけるつもりは全くない。しかし米国の立場は
ハッキリしている」と訴えたという。だが3/26夜、赤坂・韓国料理店内で鳩山首相は、「県外移設
頑張りましょう!」と叫んでいたという。民主党内で小沢幹事長が解決に乗り出す待望論も?
小沢は「総理の手柄にならない」という理由で黙っているという。

そこで、愈々鳩山内閣は、3月末政府案が実現不可能な案であると知りながら、故意に提示して
ポーズをとっている、という私のシナリオ①が、最有力視されることが濃厚になってきた。
その理由或いは狙いは何なのか?それは当然、日米同盟の弱体化という米国にとっても、大きな
問題を突きつけて日本の存在感を示し、従来の枠組みを超えた更なる理想的な日米関係を樹立
するということだろう。この様な考え方の根底には、従来の日米同盟が、日本の従属的なあり方で
あったとする考え方がある事は、鳩山首相などの一連の発言からも明白である。

私は、この様な鳩山内閣の政策、或いは戦略が“幼児に刃物”、“子どもの火遊び”に等しい危険
極まりない行動であると思う。日本の軍事同盟政策、経済政策、或いはそれらの危機管理が、
もしも劣っているとすれば、官僚や政治家の実力であり、その根本には、民衆の実力がある。
民衆が立派な政治家を選ばないと変わらない?民主党政治は従来以上に不味い事になる?

第二次世界大戦前、日本が列強と競争して負けたのは日本の実力がなかったからだ。明治維新
後、日清・日露の戦争で思い上がり、金融恐慌の苦しみから無謀な戦いを挑んだ。現在も当時と
同じ事である。敗戦後“ジャパンアズNo.1”とおだてられ、その思いが忘れられない。金融危機後の
社会不安を狙って民主党が甘い餌をばら撒いて民衆を騙しまた滅亡の淵へ誘っている。
小沢幹事長の中国訪問は「朝貢外交」(卑弥呼の時代・3世紀頃の中国に対する属国外交)?
外国から揶揄されている。日米同盟より酷い?胡錦濤主席にゴマをすり記念写真を撮って
喜んでいるような政治家による主導の日本が、列強や中国と互角以上にやって行ける?
集票マシン教育最優先で育てられる政治家が行う民主党政治に将来があると思っている?
民衆の実力が国の実力。目先の欲に釣られて道を誤らないように!ハイリスクハイリターンの
賭けをするなら、なし崩しで始めるのではなく、綿密な計画と合意の上で!如何なものか。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。