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参院選民主党大敗? [希望]

今日のある証券会社の当面の相場見通しでは、“日経平均株価は過去二年共、三月が底値で2009年3月10日はバブル経済崩壊後の最安値(7054円)だった。今年は3月8日に一ヵ月半ぶりに1万5百円台を回復。毎年4月以降は買われ易く、今年も上昇期待が膨らんでいる。日経平均株価は輸出関連企業の収益改善を受け5月連休明けにも1万1500円程度まで上昇するだろう。”というもの。やはり、春先は気分もはしゃいで、景気が良くなるのだろうか?

政治の方は、花見酒気分で乗り切るというわけには行かない?今や日本には不吉な暗雲が立ち込めている。私は暗雲を払いのける希望の物語は今夏・参院選の与党過半数割れによるねじれ現象しかないと思っている。民主党支持率に関して、小沢幹事長が、「かつての民主党支持率に比べればまだまだ高い」と言っているそうだ。この件に関しては私は小沢氏の見方が正しいと思う。更なる支持率低下を祈りながら、今週も「週刊現代」を拾い読みして感想を書く。

夏の参院選の勝敗だが、田中秀征×田崎史郎の対談記事・“参院選は民主党大敗へ”を読んで、大敗の要因を列記した。◎最近の世論調査で、民主党の参院選単独過半数を取らない方が良いという人が6割近い。◎鳩山首相の政治手法に問題がある。また指導力がない上に問題意識もない。政権交代をした後の展望がなかった。自民党を倒すことが終着駅。
また中村彰彦(作家)の記事の中からの大敗の要因は、◎民主党の中には昨年の政権交代を「明治維新」になぞらえる議員もいるようだが、現状は幕末の様相。さらに、野口健(アルピニスト)の記事の中からの大敗の要因は、◎遺骨収集についての鳩山首相宛の質問状に対する回答が、役人が書いた文書。脱官僚の看板に偽りあり。◎ブルネイ国王へのリップサービスのつもりで言った “無税のブルネイ国に日本国民も移住したいだろう。”は、日本の納税者に対する感謝の気持もなく、正に自分の本音を吐露したのでは?◎小沢幹事長のキリスト教・イスラム教批判にみる国際感覚のなさ。それらをひっくるめて、国民や国家にないして愛情が感じられない。

最後に三宅久之(政治評論家)の記事の中からの大敗の要因では、◎鳩山首相が母親と如何に没交渉だったかを説明するために、首相就任後1回電話しただけで病気見舞いにも行っていないと言ったが、それが本当なら人間としてなっていない。◎小沢幹事長の不動産疑惑の時に、原口総務相がテレビ報道に注文をつけたが「成権」的発想。また千葉景子法務相の「指揮権」関連発言は権力不感症。民主党は子どもが銃器を弄んでいるように「権力」にはしゃいでいる。
この様に民主党の問題点を列挙すると“参院選は民主党大敗”が見えてくる?如何なものか。
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