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鳩山政権~半年 [閑話]

明日で、鳩山政権になって半年。報道各社(私の知る範囲では時事通信と毎日新聞)の直近
の内閣支持率調査では、「子ども手当」、「高校授業料無償化」等の目玉政策が可決されたにも
係わらず支持率が下げ止まらない。鳩山首相がはじめて危機感を周囲に漏らしたという。
内閣支持率は、時事通信では前回・35.7%→30.9%、毎日新聞では前回・49%→43%
内閣不支持率は、時事通信では前回・44.7%→48.5%、毎日新聞では前回・37%→45%

「政治オぴみオン・http://www.imi.ne.jp/abc/opimion/new/pol/docs/sub1.html
では、内閣支持率の年齢別データを開示しているが、それによると、高年齢化するほど
鳩山内閣支持率が高くなることになっている。このデータは必ずしも信用できないが、
このデータによると、支持率調査結果を二通りに見る事ができる。
1つは、各社の調査結果が、サンプリングによって年齢的な偏りがあるために結果がばらつく。
もう1つは、変動幅もサンプリングにおける年齢的偏(かたよ)り のためという事になる。
調査サンプリング数が少ないために、高年齢者に偏った場合は、実際の支持率よりも多くなり
若年層に偏った場合には、内閣の支持率が実際よりも低めに出るという事になる。

報道各社で数値に相当の隔たりがある原因を推定したが、それにしてもこれらの数値から
鳩山首相が危機感を抱き始めた?というのが私には腑に落ちない。
私の感想では民衆が民主党や鳩山内閣に、今もまだまだ未練を残している人々、あるいは
まだまだ数字には明確に現われない隠れ応援団の人々が多い?と思われるのである。
また自民党の従来の首相たちは、もっと悪い支持率でも余り動揺しなかったではないか。

鳩山首相は、“もっと指導力を見せなければいけない”と思いだしたという。小沢幹事長の
操り人形と思われたくないということらしい。確かに、外交関係では岡田外相のいうことを
聴かなかったし、宇宙人と呼ばれるような様々なヘンテコリンな発言を繰返すなど、今まで
の指導力がお粗末だった事は明らかだ。しかしそれも『マルコフ保全理論』的最適化理論に
沿った首相の戦術だったはずだ。しかし、その戦術は判断の迅速性に欠けるだけでなく、
再帰性を発生させてシステムを不安定にしてしまうだろう。今更、慌てても国家を指導して
いく指導方法を右から左に簡単に取替える事など出来ない?カネで国家の指導方法を買う等
できない相談である。内閣のお神輿に乗っかって行く所まで行くしかない?
政治手法は不味くとも、「友愛政治」の真価があるなら何とかなるか?如何なものか。
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