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消防記念日に思う [社会]

ここのところ、よく雨が降ると思ったが、この一週間、雨は1,4,6,7日に降っただけ。
当地は雨が少ないから、これでもよく降ったと思ってしまうが、一日中ではないから
今日も雨の合間を縫って散歩をし、チャッカリとスロージョギングもこなした。
今日は、消防組織法が施行されたのを記念した消防記念日で、同法施行2周年を迎えた
昭和25(1950)年に設定されたそうである。
消防組織法の精神は、「消防が市町村の責任で運営、管理される地方自治に徹した精神」
であり、「消防関係職員及び住民、各々の責任と権利と義務において、水火災その他の
災害から保護しようとする」法律として期待されていたという。

そこで八ツ場ダムであるが、これは「水害」防止のための治水目的も含むダム工事では
なかったのか?その大義名分があるからこそ、広域にわたる問題として、地域の反対を
説得して着工したのではなかったか?
そうであるならば、前原国土交通大臣が、地元民の意見を聴く事もせず、ダム工事中止を
マスコミを通じて公言した事は、明らかに越権行為であると言える。3月4日の国会中継で
脇雅史(自民)議員が、八ツ場ダム工事中止宣言を、政治を私物化(法律に則らない)して
行政をほしいままにしていると追及していたが、法的手続きの問題だけではない。

民主党は、国民や地方自治を何だと思っているのだろうか?国民は、自分達の生活圏で
地域の事、もっと広い領域、日本、世界のことを考えながら必死に生きている。ダム工事を
止むを得ぬと判断したのも、様々なことを勘案して決断したことだ。その苦渋の決断を
マニフェストに掲げて政権交代したからと中止宣言する。マニフェストに掲げる前に地元に
了解を得ていたなら良いが、宣言した後に地元民から異論が出たのはどういうことか?

厄介な事だけ地方に押し付けて、自分達はスタンドプレーで権力を掌握しようという見え
透いた魂胆が、八ツ場ダム1つとっても明らかではなかろうか?消防法で地方自治として
水火災その他の災害に対するそれなりの責任を担ってもらっているならば、地域の意見を
無視した形でダム中止宣言をするのは、民主主義を蔑ろにした政治の私物化に他ならない。
脇雅史(自民)議員の質問に対して民主党の議員達から重箱の隅を突付く様な問題だと
野次っていた。前原大臣のみならず民主党は、政治を担う資格のない国民を欺く政党である
事は明らかではないか? 付和雷同の政治家集団は百害あって一利なし。如何なものか。
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