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民主党への予感 [希望]

昨日の参議院予算委員会では与党の3大臣(千石、原口、前原)が5分以上遅刻したという。
内閣を背負って、日本の行政を仕切っているという緊張感が欠けているのではないか?
私は途中から中継を視聴したが、脇雅史(自民)議員が、政治を私物化して(法律に則らない)
行政をほしいままにしていると、八ツ場ダム工事中止宣言のことを追及していた。
法律と政治の緊張関係が足らないことを指摘しているのだが、逃げばかりで頼りない。

「コンクリートから人へ」という標語も、気分の悪くなる人が居るから、使うのを止めたら!と
忠告していたが、“趣旨を理解してもらう。”の一点張りである。そもそも“コンクリート”は“人”と
並べるものではなかろう。この標語は、“コンクリート”重視から“人間”重視という意味にしか
受け取れないが、元々、人よりコンクリートを重視していたわけではない。
こういう標語の発想自体が、“知性”も“教養”も感じられない未成熟な人間集団を想わせる。
脇議員の忠告を素直に受けて感謝の気持でも表わせば、失敗もあるのだから許せる?
しかし、最早失敗、失策が多すぎて、素直に謝っていると、政権を辞退しなければならない?

普天間問題でR.ローレス元米国防副次官のインタビュ記事があった。現行合意以外の案を提案して
来た場合には、“最終的に海兵隊は撤退しなければならなくなる。もし撤退となれば、佐世保、
岩国などにも広がる可能性がある”と指摘。“日米同盟の抑止力を失うだけでなく、米軍全体の
配備・構成も大きく変更する契機となる”と、海兵隊撤退が引き起こす連鎖反応を強調した。
そこまで行くまでに何らかの妥協点を見出せるかもしれないが、そういった妥協が「すでに
始まっているように見える日本の矮小化」、「安全保障環境のアンバランス」になるとの事。

中国に擦り寄っている小沢幹事長や民主党にすれば、願っても無い事かも知れない。
長崎県知事選挙の民主党大敗原因は、県民は「しがらみ」を断ち切りたいと民主党に投票したが
民主党も「しがらみ選挙」を押し付けてきたから嫌気がさしたと某週刊誌には書いていた。
日本が中国に擦り寄った場合、その「しがらみ」は米国よりも軽減されるだろうか?
国内では「しがらみ」軽重チェックで時々政権交代することは可能だが、「米国から中国へ」と
「中国から米国へ」の方向転換は、簡単にできるのか?
いずれにしても、「コンクリートから人へ」のような標語を後生大事にし、行政運営に緊張感もなく、
外交問題でも未成熟の上、金まみれの民主党のしがらみ選挙に、国民はまだ付いていくのか?
「子ども手当」がそれ程欲しい?私の予感=‘参議院選挙・民主党大敗’である。如何なものか。
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