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日本のリアリティと政策 [社会]

今日は厳しい寒さだった。散歩に出かけたが、風が冷たくて、何故か、鼻水が出てきて困った。
◎ 寒風の 正面向いて スロージョグ
午後ytv:情報ライブ「ミヤネ屋」を見ていたら、直近と、2003年頃の不正政治献金に関わる鳩山
首相のビデオが出てきた。昔のビデオは追及する側、最近は、追及される側である。昔の映像では
ハッキリと鳩山氏本人が「秘書に任せたといっても秘書と政治家とは同罪。辞任すべき」と、迫って
いた。最近の映像は「私はすべて秘書に任せていた。私は知らなかった。」の一点張りであった。
また鳩山首相の偽装献金問題に関するアンケートでは、本人の説明責任を果たしていない、
という意見が70%強だったが、辞任すべきという意見は30%程度と逆転していた。

私は、このような鳩山氏の一貫性の無さや、この種の問題に関する世論の寛容さを、ことさら
取り立てて問題にしたいわけではない。このようなことは、鳩山氏のようなエリート・秀才、
そして富豪であろうと、一般庶民であろうと、日本人として極めて常識的なことだと言いたい為に
とり上げたのである。鳩山氏のこのような行為は、彼がエリートだから、或いは悪人だから、
或いは善人だから、というような因果関係は無い。あるとすれば彼は日本人だからそうなのだ。
鳩山首相に対する世論が寛容なのも、おそらく、日本人だからなのではなかろうか?

現在、大きな問題として、“外国人参政権”に関する政府提案が民主党首脳会議で決定された。
“外国人参政権”の付与に関して、諸外国ではどうなっているか?一応以下のURL情報がある。
http://www.geocities.jp/sanseiken_hantai/data-table.htm また 産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100111/plc1001111940005-n1.htm) 
では、“憲法15条第1項、「公務員を選定し、及びこれを罷免することは国民固有の権利である」
で定められた参政権(地方参政権)付与は国民主権の根幹をなす15条違反の疑いが強い。”と
強く批判している。

このような問題に対処するためには、諸外国とのバランス感覚も大切であるが、そういった総合的
な視点に立った上で、日本のリアリティをベースに判断すべきだと私は思っている。
日本のリアリティは、日本の歴史、伝統、文化等と共に、人々の思いを汲み取ったものでなければ
ならない。日本人の表層的な綺麗事では道を誤る。私は、民主党政権になってからの政策論争は
表層的な綺麗事に過ぎる様に思う。鳩山首相の献金問題に関する数年前と現在との豹変振り等
からも分かるように、日本人および日本のリアリティは綺麗事ではすまない? 如何なものか。
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