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羊日(ようじつ) [思い出]

今日は俳句の季語で羊日(ようじつ)とも呼ぶ。仕事始めの日である。地方では、農作業や
山仕事を形だけ行って祝う風習があるらしい。午後の散歩では野焼きの匂いが随所でした。
刈り取った田んぼのあちこちが黒くこげていた。大半は午前中に終えていたのだと思う。

◎ SJ(スロージョギング)で 野焼きに気付く 羊日かな

今朝の新聞で、正月恒例の“箱根駅伝”の総合結果がまとめられていた。私自身、全くの素人
であり、かつ余り興味もないのだが、“箱根駅伝”で私にとっては新鮮だった思い出がある。
数十年前、関東方面に転勤して最初の正月明け・仕事始めの日のことだった。今はどうか?
当時の仕事始めの日には、ホールに集まり皆で年賀の挨拶を交わした後は、各職場でお神酒と
おつまみが出て、ほろ酔い加減になった頃(正午前)にお開きとなり、三々五々初詣などに
繰り出したものである。

その職場でのお神酒とおつまみでの小宴会の時に、事務の女の子が、得意げに“箱根駅伝”の
その年の実績から、過去のあれこれの記憶に残るような名場面のことを話していた。周りの
仲間も、多くは湘南沿線に住んでおり、みな詳しいので盛り上がっていたが、私は蚊帳の外。
まだ高校でたての女の子(高校のテニス部で全国大会には出場実績はあった)が、何でそんなに
“箱根駅伝”に詳しいのか?咄嗟には理解できなかったが、良く聞いているうちにわかった。
彼女の家は、箱根駅伝のコースの近くにあり、ご近所、親戚など含む家族全員が、“箱根駅伝”
を正月の一大イベントとして楽しんでいたのだ。

それで思い出した事がある。私の姉も夏の全国高校野球については、滅茶詳しい時期があった。
甲子園に通い詰めていた高校時代である。その当時住んでいた阪神間では、夏の甲子園には
また特別の思い入れがあった様に思う。家族、知人、そして地域の人々ぐるみで楽しめるもの、
それが、皆を夢中にさせるのではなかろうか?

さて今年の駅伝であるが、復路・優勝の駒大が健闘した。また青学大が、昨年の33年ぶり出場
だけで満足せず、41年ぶりの1桁台の順位(8位)になったのも素晴らしかった。日大は、史上
初の出雲駅伝と全日本大学駅伝を制したチームのシード落ちという不名誉な記録を樹立した。
箱根駅伝の外国人枠1人という制約のためか? 今年の経験をバネにまた頑張って欲しい!
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