SSブログ

内閣支持率 [社会]

今日は昨日よりも朝の室温が1.5℃ばかり緩んだ。これから極寒に向かっている時期とはいえ
寒暖を繰り返しながら、ゆっくり冷え込むから身体も慣れてくるのだろう。
若い頃は過激な変化を好む傾向があるが、年を取るとゆっくりした変化が一番いいと思う。

日本では、人の目、人の意見が自己の行動を決める重要な要素である。
しかし現代では何時の間にか、真の意味での個人主義ではなく、偽の個人主義、どちらかと
いえば利己主義になったために、人によっては物事の本質に気付きにくい構造になっている。
従って、物事の本質を掴むために、人の目、人の意見から学ぶことさえ出来なくなる?
勝間和代は著書の中で、“選択しなければ本質は掴めない”、“自分の軸を確立する”等を
主張しているが、このような「How To」モノが流行するのも、その現れではなかろうか?

今朝の新聞に出ていた「鳩山内閣支持率 急落48%」について、いろんな見方があると思うが
私にとっては従来書き連ねてきた、滅亡へのシナリオの一部に過ぎない。それは何故か?
その理由は、民主党支持率は下がったといえ、なお高水準で、自民党支持率はパッとしない。
ということは、民衆の民主党への期待はまだまだ熱いものがあるという事である。

今回の鳩山内閣支持率低下の分析を見ても、どの政策、或いは変更が問題だったのか?
具体的なものは見えてこない。それで、“鳩山個人の指導力”ということになりそうである。
個々の政策に関して国民は甲論乙駁、十人十色の意見があり、所詮は‘同床異夢’でしかない。
こういう無責任な民主党人気が、昭和初期(1920年代)からの軍隊人気に通じる恐れがある。
あの頃の軍隊の暴走も、戦争に勝っていれば全て正義という事になるのだろうか?

いま、日本を省みて、民主党に何を求めているのだろうか?社会の革新、政治の革新という
錦の御旗で、「平成維新」を期待しているが、それは「昭和維新」と同類ではないか?
偽メール問題以降、まだまだ体制をはじめ様々なことが準備不足であるにもかかわらず、
小沢前代表の最後のチャンスという事で、偽装献金問題にもめげず戦った。自民党の自滅で
相当いい加減なマニフェストを掲げても衆議院選挙に勝ったというだけではないのか?

どのような本質的な思想があるのか?この儘だと小沢軍団が膨張し、小沢軍団の暴走によって
日本は、社会制度も、政治制度も、世界的信頼関係も壊滅的打撃を受ける?如何なものか。
nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。