SSブログ

カオス?コスモス? [希望]

朝方は快晴だったが午後には雲が多くなった。この頃の天候はコロコロ変わりやすい。
今日の散歩も、日照と曇天を繰り返す猫の目天気で、傘を携帯したが、降雨は無。
今日は目の愛護デー。目の愛護デーの標語大募集 入選作を見た。私が一番気に入ったのは、
○ いたわろう 目は一生の パートナー
最近とみに目が疲れる。パソコンを使う時間が、ブログのために長くなっている?
目を労わるために目薬補給してマッサージしているが、その他に何をすればいいのかなぁ~!

今日の新聞一面トップ記事は、「オバマ氏 ノーベル平和賞」。この出来事には、様々な意見、
見方があるだろうが、私は、カオス?コスモス?という視点から、少し論じてみたい。

核の脅威と環境問題で、今求められている事は、革新的英知を創造することではなかろうか?
その期待を込めてオバマ氏にノーベル賞を授与するのだと私は考えた。オバマ氏は、自分自身
及び核の脅威と環境問題を左右する人々の心に訴え、自らおよび彼らの英知を引出し、彼らも
また関係者の心に訴えて人々の英知を引出す。その英知が問題を解決してくれると信じる。

核の脅威、環境問題は、人間が強大な力を獲得した事に起因する。秩序化してきたコスモスと
しての地球の歴史が、またもとのカオスの世界に逆転してきているような恐怖を覚える。
そして多くの人々は、立ち止まり、我慢するべきだと考える。“我慢”という言葉は、仏教語
では、‘自分の力や才能をたよりに人をバカにして威張ること。’、‘自分の考え方を頑固に
押し通すこと。’という意味で、日本特有の使い方と真反対になっている。
この含意をどの様に読み解くべきだろうか?

私は、コスモロジーという思想に望みを託したいと思っている。
コスモロジーとは、一般に宇宙論と訳し、他の意味は日本では殆ど省みられない。
別の意味のコスモロジーとは秩序あるコスモス(宇宙)のために共有する知恵の総体である。
近代の賢人達はこの知恵を大切に育ててきた。この概念が一般に普及していない理由は、
近代科学の浅薄な理解により、胡散臭い考え方と決め付ける批判的な意見が多いためである。
私は、別に人々に声高にこういう概念の価値を押し付けるつもりは無い。しかし私自身は
秩序あるコスモス(宇宙)のために共有する人類の知恵(英知)を信じたい。如何なものか。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。