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彼岸明け’09秋 [思い出]

DSC090926秋の鯛.JPG今日も晴天。彼岸明けというが中日を除きこの所、30℃前後の
真夏日が続き、散歩で一汗かいた。まるで夏に逆戻り?
夏の暑さをこよなく愛する私にとっては嬉しい限りであるが、
夏嫌いの人々には、随分、迷惑なことであろう。
写真は散歩途中で求めた鯛である。お皿が直径約30cmだから
結構、大きな秋の鯛、紅葉鯛である。早い海流でもまれた鯛が
身が引き締まって美味しいという。瀬戸内では鳴門海峡や明石海峡でもまれたものを最高と
教わってきたが、これは大阪・神戸を中心とした関西ブランドであろう。瀬戸内海では、
沢山の島々が散在している。海流の早い海峡は至る所にある。この鯛の獲れた下津井も
塩飽諸島などで潮の流れは変化に富んでいるのではなかろうか。関西ものに劣らず美味だ。

2009-01-19のブログで、同じ魚屋さんでメバルとカレイを買って、今日と同じように写真を
撮って掲載した時に、母の魚の新鮮度を見分ける話を書いた。そんなことから、幼い頃、
市場への買物のついでに、映画を見に連れて行ってもらったことを思い出した。
今日のテレビで、最近、映画が随分と流行していること、この9月、10月だけで130本に
近い沢山の映画が、公開されたという話を聞いたこととも関連があると思う。

母と一緒にみた映画で、鮮明に覚えている映画が「南総里見八犬伝」(昭和29年:1954)
である。5部に分かれていて毎週、連続して封切られた。八犬士に東千代之介、中村錦之助
などが扮していた。昭和29年といえば、私が中学入学の年だ。今から思えば、
あの頃の中学生は幼かったのかも。戦後の映画界は、1950年代後半「黄金期」を迎えたという
ことだ。私の記憶に残る「南総里見八犬伝」は、黄金期を迎える走りだったことになる。

段々、思い出してきたが、映画を一人で見に行ってはいけないという校則か何かで、母に
泣きついて見せてもらった様に思う。母は優しい人だったが、真面目な性格だった。だから
何時、「こんな映画を見るのは止しなさい。」といわれるか、ビクビクしていた。
良くぞ5週間連続で母が辛抱して付き合ってくれたものと、改めて感謝の気持でいっぱいだ。
映画界の盛衰は激しく、東京オリンピック(1969)を過ぎ、1970年代後半に「斜陽期」に
入っていく。映画を余り見ない私には現在の映画の復興理由・背景が不明だ。如何なものか。
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