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大敗と大勝 [閑話]

今日は、また久方ぶりの早朝ゴルフ練習に行ってきた。
二日後にあるゴルフコンペのための付け焼刃的、泥縄的練習である。
本来なら、昨日行くべきところだったが、前々日の呑みすぎで朝練のタイミングを失した。
今日の出だしは絶不調だったが、その後まあまあのでき。筋トレのお陰か飛距離も伸びた?

さて、日曜日の総選挙は、自民党の実に無残な大敗、民主党の大勝になった。
その原因とか小選挙区の問題などは多くの識者にお任せするので、私としては書く事がない。
そこで、以前取り上げた週刊誌のいかがわしいアンケート調査による予想と、今回の結果を
比較してみた。週刊誌の調査予想は、小選挙区:300議席の予想である。
具体的にいうと、299議席(宮崎1区は回答数が少なく予想不能だった)
その299議席のうち、予想と違っていたのが、70議席であった。的中率≒0.766

この週刊誌の調査予想は、自民党が1議席、その他が数議席、他はすべて民主党だった。
この予想が、的中率≒0.766だから、良くあたっているというのは問題だ。
何故なら自民党は1議席から64議席。しかも当選を予想した自民の1議席は民主にとられた。
従って、自民党に関する予想の不的中率は、無限大になってしまうからだ。

私は比例も含めた自民の議席数を150以上240以下ならば、
再帰性に対する二重の仮説原因があると考えた。しかし残念ながら自民の獲得議席は119。
大勝・大敗の再帰性には、国民性という以外私にとって原因は不明である。
第1の仮説、均質性・集団性からの脱却という仮説も不成立。その習性を色濃く持っている。
第2の仮説、従来の延長線上にない国民の怒り、あるいは過去との断絶願望、も成立しない。
行過ぎた過去との断絶願望は、第二次世界大戦で経験した、“気に入らない過去を墨塗る”と
いう先祖からの伝統そのもののように、私には思えてならない。

第二次世界大戦の時には、良かれ悪しかれアメリカの強力なブレーンが付いていたが
今回は、民主党が独力で強力な官僚機構や、業界団体に立ち向かっていかなければならない。
優先順位を決めてやれば、財源は出てくるという。お説御尤も。それを見事にやり遂げれば
多くの国民は喜ぶだろう。官僚や業界はどうか知らないが? 如何なものか。
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