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田園風景 [散歩]

このところ、田んぼが埋め立てられて行くのをみて不景気になると田んぼをつぶすのか?と
淋しい気分になっていた。だが田植えの季節、お百姓さんが苗を植えているのを見ていると
頑張っている姿に頭の下がる思いである。この辺りは戦後、田んぼを譲ってもらい農業を
しているという家もいると聞く。土地の転売で儲けるというのは頂けないが、兎も角、農業を
続けている人は偉いと思う。これは、無学な私の思い込みかもしれないが。

田植えのシーズンになると、やはり水不足の心配だ。昨日、ゴルフの昼食時、園芸の話題で
水不足でジャガイモの成長が悪いという話になった。水不足は今や世界的規模であり、
日本はまだまだ水の豊かな国だが、この辺りは晴れの国、裏を返せば水不足の心配な場所。
今後、空梅雨にならなければいいと祈りたい。
米の種類によるものか、既に苗を植え終わった田んぼもあれば、まだ水を引いていない所、
水をたたえているだけの田んぼと、さまざまな景色でにぎわっているように見える。

◎  カエル鳴き 泥水たたえる 田植え前

泥水だけの田んぼにカエルの鳴き声がする。用水路から流れてくるのだろうか。
田んぼの地中で冬眠して、時期をみて起き出して来るのだろうか?
都会育ちの私は、あまり興味を持ったことがなかったが、生物の営みはすごいと思う。
そういえば、昨日のゴルフ場の池(沼?)には、牛の鳴き声のようなウシガエルがいた。
ウシガエルが泣き出すと、「おいボールをくれと云ってるぞ!」などと冗談を言い合う。
そういえば、キジの鳴き声も二度聞いた。鋭い一声で、最初は何だ!とドッキリする。
一度は同伴プレーヤが、大事なパットをする瞬間で、失敗をキジのせいにしていた。
しかし、あれはパットをする瞬間に聞くと、確かに影響のある鳴き声である。

先日、東京から来ていた友人と備中国分寺辺りを散歩していて、この辺りの豊かな自然を
しきりに褒めてくれた。つい先だって、東京に5日間いて、自分が田舎に定着したこと、
言い換えると完全に田舎ものになったことを痛感した。都会の老人達の活き活きした表情、
発散するエネルギー、疲れを知らぬおしゃべりなどに圧倒されている自分に何の抵抗感も
ないのである。田舎も都会もそれぞれの良さがあるが両立はしない。如何なものか。

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