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青春とは [希望]

今日は素晴らしい青空の一日だった。 午前10時頃から15時頃まで、東西南北 見渡す限り
一点の雲もなく、空はあくまでも青く澄み渡っていた。 晴れの国とはいえこんな日も珍しい。
“空の青”からの連想で、『青春』というウルマンの詩のことを思い出し、私が所属している合唱団について最近感じていること、そして以前新聞で読んだ、横浜の某男声合唱団のことを思い出した。 横浜の男声合唱団の平均年齢は70歳代らしいが、団員は60名弱もいて、「若々しく、元気良く、楽しく」歌っていて、シニアコーラス・Tokyo・フェスティバルで優勝したこともあるという。

昨日のブログのコメントで、“人を変えるだけでは、一時良くなってもすぐにもとに戻ってしまう。
抜本的システムの改定が必要。” という意見があった。ご尤もな意見である。 
そういう見方もあるが、人の心のあり方とシステムの問題に関して、もう少し別の観点から見ることが出来ないか? と、今日の散歩中に考えていたことを少し述べてみたい。

私の所属合唱団のシステムを変更すれば横浜の男声合唱団の様に活性化されるかも知れない。
しかしそれで、既存の団員は幸せになれるのか?
コメントをくれた人は、大きな人間、素晴らしい指導者を待望して、皆が幸せになれるシステムの改革を求めているようだ。 確かにそういう人が現れればできるかもしれない。

私が例題として出した「合唱団」のような問題が、世間には充満している。
人のあり方もシステムも共に、人の問題である。指導者に依存するのも良いが、その前に自己の命が尽きるかもしれない。 指導者待望と共に、自らも努力するべきだと思う。

散歩の帰路、小学生数人が、楽しげに“じゃんけん”で進むゲームに興じていた。
それを見て思った。ウルマンは『青春』で、色々と青春を維持する方法を書いているが、
青春と共にある心とは、この小学生たちの心ではないか?
友と相親しむこと、身分や財産、地位や血筋などにまったくとらわれず、人と人が対等に相親しむこと、 このことに尽きるのではないか。 齢を重ね、たとえ周りの人間が対等に相親しむように
思えなくとも、疑ったり悩んだりしないで、勇気と信念とをもって、新しいことに挑戦して、
皆をその輪に引き込むことだ。 如何なものか。

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