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私的儀式 [大家族]

今朝は今年一番の冷え込みで、最低気温-4℃と言うことだったが、
その厳しい寒さの中で顔を洗いながら考えた。
毎朝の洗顔を含めた一連の私の行為は、儀式めいているなぁ~!と。

毎朝、顔を洗う前にどんなに寒くとも、基本的には上半身裸になる。
そして洗顔した後にはタオルで顔をぬぐうが、そのときに耳のマッサージも兼ねる。
その後、顔、首、上半身と乾布摩擦する。今朝のように寒い時は特に気合を入れてやる。
おのずと順序があるが、手の先から体の方へ、体は心臓の方へと摩擦する。
心臓へ向けて乾布摩擦をするのを教えてくれたのは母である。
乾布摩擦は数年前からはじめて、続けているが、最近になって思い出した。

それが終わったら、顔のお手入れ、と言っても「魔法の水(茶)」を掌に少しこぼして
念入りに顔を指でマッサージする。目も耳も首も頭も含めてマッサージする。
その後は、一度手を洗って、指を口に入れて、歯ぐきをマッサージする。
乾布摩擦とマッサージ中には、「皆、よろしく頼む。頑張ってくれてありがとう」と
心の中で念じるのだ。 私を支えてくれている何億と言う細胞に声をかけているつもりだ。

上半身裸になってから、マッサージを終了するまで約10分前後である。
昔、父が中村天風という方の弟子になっていろんなことを教わっていた。
そのときに父から譲り受けた天風さんの本に、
「どんなに寒い日でも1日に5分間は裸になったほうが良い」という意味のことを
書いていたと記憶する。 今頃になってそれを思い出して実行している。
「改めるに、遅すぎると言うことはない」 と思う。

さて儀式だが、辞書によると「祝い、祭りなどでの決まりきった作法」となっている。
祝い、祭りは、よろこびや感謝をあらわす行事だ。さすれば、私の行為も毎朝の生きていることへの感謝の気持をあらわすための決め事であり、私的儀式ではないか? 如何なものか。

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