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2009小正月 [観光]

小正月とは正月の満月の日、旧暦一月十五日のこと。元日の大正月に対してこのように呼ぶ。
今年も新暦の一月十五日は満月ではない。従って、小正月の行事も廃れている。
昔はこの小正月までが松の内(正月の松飾を飾る期間、ただし地方により異なる)である。
いつまでも正月気分ではいけないと昔はよく言われたが、最近では松飾をしない家もある。
かつて元服の儀を小正月に行っていたので1月15日を成人の日としたという。武士階級ではなかった大部分の庶民にとってはわかりづらく、21世紀から成人の日は1月第2月曜日になった。
DSC090115ponyoパンフ.JPGDSC090115ponyo1.JPG
今日は、鞆の浦まで行って散歩した。
時間がかかった割には歩数が伸びなかったのは残念。行くキッカケになったのは昨年末の紅白歌合戦でも歌われた“崖の上のポニョ”(アニメ)の舞台に似ているという妻の言葉だ。私は映画を見ていないが妻は行ってみたそうだった。左の写真はアニメ“崖の上のポニョ”のプログラム表紙と崖の上の宗介の家の下にある祠(実際は陸奥稲荷) この崖の上で、監督の宮崎駿氏はアニメの構想を練ったそうである。DSC090115円福寺.JPG

崖の上には立派なお寺があった(右の写真)。
私は、今までに2度ばかり来たことがあったがじっくりと見物したのは初めてのような気がした。どの地域に行っても古い町並みがあり、旧家があり歴史がある。通りすがりの旅の人にとって、「大同小異」、「五十歩百歩」だった。
しかし今日は何となく気合が入っていたのか、無心に見て回るうちに、鞆の浦の凄さがわかってきた。実に古いものが残されている。それだけに瀬戸内海の海路華やかな時代の繁栄振りが偲ばれるのだ。お寺の棟瓦の飾りを見てその華麗さに驚いた。一見、鯉のように見えたが、この地で鯉のはずがない。波間から鯛が出てきている図ではなかろうか?

帰り際にわかったことだが、鞆の浦バス停のお土産屋に行くと、ポニョのパンフレットをくれる。
パンフレットは映画の場面と似ている場所を地図と写真で紹介している。
アニメ“崖の上のポニョ”のプログラムがあればなおいいかもしれない。
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