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呼吸と気分転換 [健康]

NHKの放送 :こころの時代~宗教・人生~ シリーズ 私の戦後70年「かくも長き道のり」は、
陸軍教育総監の父を目前で殺された渡辺和子さんと、その父を刺した陸軍少尉の弟、安田善三郎さんの戦後70年の物語だった。1936年、和子さんは成蹊小学校3年生で9歳の時に二・二六事件に遭遇した。

その話は、簡単ではないので省略する。
ここでは、その放送で語られた河野進さん(1904 - 1990)の詩について取り上げる。前回のことわざの「苦を楽しむ」などと関連が深いからだ。詩は、以下のような短いものである。

「天の父さま
 どんな不幸を吸っても はく息は感謝でありますように
 すべては恵みの呼吸ですから」

この詩を、和子さんは、安田さんたち関係者たちとの葛藤にも応用されていた。
長い年月の間の苦しみも、感謝に変えられたという。
素晴らしい!すごい精神力、人間力、愛の力だと思う。

勿論、こういう場合にも威力を発揮すると思う。
しかし凡人は、もっと、日常的に、呼吸のタイミングくらい迅速に、不幸を感じても、感謝に気分転換する訓練を積むのもいいかと思う。ポイントは、呼吸にある。不幸を吸い込んでため息をついても、次の瞬間に、澄んだ空気や輝く太陽、何でもいい。感謝の呼吸に切り替えればいいのである。深刻な不幸の空気であればあるほど、深呼吸をして、活力を内に蓄え、感謝の呼気を周りに振り撒くのである。
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