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日米PGA余談 [歴史]

昨日の記事を書くに当って、ネットで知った興味ある事柄を書きとめておく。
◎ 全米プロゴルフ協会(PGA)の創立は、1916年(大正5年)である。
  年表によると、この年、アインシュタインが「一般相対性原理」を発表した年である。
  この年の4年前に、サム・スニードとベン・ホーガンが生まれた。
  時代が人を創るのか?人が時代を創るのか?いずれにしても
  この二人の巨人が、アメリカのゴルフ隆盛の基礎を築いた事だけは間違いない。

◎ 日本プロゴルフ協会(JPGA)の創立は、1957年(昭和32年)である。
  年表によると、この年、日本に初めて原子炉の火がともされたという。
  それまでは、日本ゴルフ協会(JGA=1924年創立)がプロゴルファーの指導、管理を行い、
  関東と関西に地区プロ協会を組織させている状態だった。
 * 青木 功 (1942年 - :日本ゴルフツアー通算勝利数51勝は歴代2位)は、奇しくも
   1957年、中学卒業と同時に東京都民ゴルフ場にキャディとして就職したという。
   通算優勝回数は84勝 <国内57勝・海外7勝・国内シニア8勝・海外シニア9勝・
   海外グランドシニア3勝>
 * 尾崎将司(1947年 - )は、プロ野球から転向。1970年にゴルフプロテスト合格。
   日本ゴルフツアー通算94勝は歴代1位。通算優勝回数は113回
 注)日本ゴルフツアー制度は、1973年から施行された。
 * 中嶋常幸(1954年- :日本ゴルフツアー通算48勝は歴代3位)は、
   JPGA創立の3年前に生まれ、また日本ゴルフツアー制度発足の年・1973年に
   日本アマで優勝。1975年12月にプロ入りというから、JPGAや日本ゴルフツアー
   制度と共に歩んできた事になる。
 米国と同様に日本もまた、AONが、日本のゴルフ隆盛の基礎を築いた事は間違いない。

こうして日米のPGA創立の事と日本のAONを掻い摘んで並べてみると、プロゴルフの歴史が
米国で三年後に百周年、日本では6年前に50周年と、思ったよりも短く感じた。
米国でPGA創立の1916年、アメリカはやっと債務国から債権国になったという。
JPGAの創立は、日本が国際連合に加盟した翌年であり、内実は伴っていなかった?
日本プロゴルフの本格的な隆盛は、日本ゴルフツアー制度発足の1973年頃ではないか?
この年に、オイルショックが始まり、狂乱物価・異常インフレが進行した。
今年はあれから丁度、40年目、また4年先にはPGA創立から60年目の節目に当る。
さて現在の日本の男子或いは女子プロゴルフ界は、前途洋々だろうか?如何なものか
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