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解散表明に関する野田首相の評価 [社会]

11月16日解散宣言、12月4日公示で16日投開票というスケジュールが既定路線となった。
1日で様変わりした“政変”である。何だかよく分からないが、異様な雰囲気?一夜
明ければコロリと豹変し、いかにも見通していた様なしたり顔で、皆が粛々と従う姿は、
丸で、67年前の世界大戦敗戦時と同じである。日本人は何も変っていない。後に戦前の
軍部やマスコミを批判した如く、何故即座に民主党やマスコミの悪行を責めないのか?
「日本を変えるんだ!」等とほざく連中は、何を変えようというのか?

さて、それでは表題の解散表明の評価は如何なものか?とザッとネットを検索。
経済界のお歴々の一人は、「民主、自民、公明3党の信頼関係をつくり出した上での
解散表明、非常に力強い」と首相の決断を評価している。また別のお歴々の一人は
「率直に言ってサプライズだった。首相の勇気に敬意を表する」という評価だった。

政界での第三極といわれている「太陽の党」の平沼共同代表は、「率直に言って、
もう少し時間が欲しいが、決まったら全力でやらなければならない」と述べた。
日本維新の会などとの協議を急ぐ考えを示したが、マスコミなどでは、選挙に向けた
政策協議や、第3極結集に不安の声も聞かれる。
日本維新の会・橋下徹代表は、「準備できてるできてないなんて、言い訳なんか通用する
世界じゃない。本当の意味の大戦。自分の持っている力を全て出し尽くします」との事。
また日本維新の会・政治塾生ブログでは、日本維新の会は、都知事選とのW選挙は完全に
「想定範囲内」だとのたまっていた。12月16日開票での総選挙で戦えるか?の
シミュレーションによって公認候補の選定がなされているという。

また地方紙情報などを見ると、TPP(環太平洋パートナーシップ協定)交渉参加問題に
反対する農家は「新しい政権が誕生して、冷静に議論してほしい」と政権交代に期待。
地方民主党は「党首討論であそこまで踏み込むとは思わなかった。急いで態勢を整えたい」
と野田首相の発言に驚いているという。

野田首相の解散表明を受け、民主党の山崎誠(比例南関東)、富岡芳忠(比例北関東)
両衆院議員が15日午前、同党に離党届を提出。山田正彦衆院議員(長崎3区)も記者団に
離党を明言。長尾敬衆院議員(大阪14区)と中川治衆院議員(大阪18区)も離党の意向を
固めたという。 富岡、中川両氏らは離党後の行き先不明。山崎氏は、「みどりの風」
(参院会派)に合流して国政政党をつくる方針。他にも参加を検討する議員がいるという。
既に熊田篤嗣(大阪1区)、水野智彦(比例南関東)両氏が減税日本に合流、小沢鋭仁
元環境相(山梨1区)も日本維新の会に入る方向。今回の離党組を含めると民主党は、
235人となる。国民新党と合わせても過半数の240議席に届かない。

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こういう解散表明に関する野田首相の評価を総合的に読んで考えると、まず野田首相は
民主党を切り捨てているのではないか?という事である。地方の民主党の準備が出来て
いない状況での解散宣言は、党議員や候補者を切り捨てているとしか言い様がない。
首相でかつ党の代表に裏切られた政党など聞いたことがない。哀れを通り越した実に
醜い有様に、反吐が出る思いである。民主党は元々、烏合の衆であったが、この様な
醜態を曝すなら、国民をたぶらかす政党を作るべきではなかった。

さらに評価を総合的に考えると野田首相は、日本維新の会との連携を、裏で工作して
いるのではないか?と、推測せざるを得ない事である。そう考えると、維新の会と
「太陽の党」との間に、歴然とした情報格差がある事に納得できるのである。
身勝手な野田一派と、維新の会が手を組むなら、維新の会もまた身勝手な会では?
野田首相は日本維新の会と裏工作していなくとも、野田首相の側近が維新の会と
つながって情報漏洩している可能性はある。もしそうなら、そんな腐った土壌で
日本を変えても、何の変り映えもしないだろう。

私自身は、野田首相が、維新の会と裏でつながっていない事を祈りたい。
野田首相は、民主党を純化して、自公との大連立を図っているのかもしれない。
しかしこんな身勝手な政党と組んでも、立派な日本を建設できないのでは?
如何なものか
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コメント 1

noga

消去法の達人たちは、’ああでもなければ、こうでもない’ と力説する。
無哲学・能天気であるから、自分は ‘どうであるか’ を述べることはできない。
過不足のない世界観がない。空想になる。
哲学的な団結ができない仲良しクラブだから、日和見である。
つかみどころがなく、離合集散が激しい。

日本語には時制がないから、現実と非現実の区別ができない。だから、有意義な議論というものができない。
理想を述べると「そんなことを言ってもだめだぞ。現実は、そうなっていない」と返される。
それで、自己の理想に向かって生涯努力する態度が保てない。
未来時制の文章なくしては、脳裏に未来社会を構築することも困難である。
代議士といえども、議論のための代理人となることは難しい。

http://www11.ocn.ne.jp/~noga1213/
http://3379tera.blog.ocn.ne.jp/blog/


by noga (2012-11-16 14:41) 

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