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梅ちゃん先生スペシャルの感想 [物語]

梅ちゃん先生スペシャルの全体的な感想を書いて置きたいと思う。
梅ちゃん先生スペシャルは「結婚できない男と女スペシャル」と題しており、
前編の副題は「半径100メートルの男」、後編は「欠点ばかりの女」だった。
物語を視聴する前は、「結婚できない男と女」という題の先入観から、この物語は、
松岡(高橋光臣)、山倉(満島真之介)、弥生(徳永えり)ら「結婚できない男と女」を
中心に据えた物語だと思っていた。

視聴結果は、やはり梅子(堀北真希)・信郎(松坂桃李)夫婦が軸の物語だと感じた。
梅子と信郎の結婚は昭和31年で、スペシャル物語は昭和37年7月から始まった。
モンロー主演の映画 “七年目の浮気”をもじったのか?信の浮気がテーマになった。
竹夫が信郎を評した「半径100メートルの男」という表現を前編・副題にする事により
前編は、信郎中心の展開である事を暗示していた。そして後編では、信の浮気疑惑は、
信だけの問題ではなく、梅子も「欠点ばかりの女」、その原因が明らかにされていく。

梅子が、仕事や子育てにかまけ、自身の半径100メートル内に常に存在する夫の事への
関心を怠っていたことが、浮気疑惑事象の発生原因になっていたのである。もちろん
信にも数々の問題があった。まずは、山川厚子(臼田あさ美)に、自分の女房が「新幹線に
興味を持ってくれない」と愚痴をこぼした事。また嘘の上塗りをしたことである。
信が裏工作も見破られたにも関らず、「信じてくれ」の一点張りで梅子の疑惑が最高潮に
達した時、厚子に言った愚痴を梅子に直接ぶつけたのは、梅子に不満があったからだ。
だが信は、酔漢二人(松岡・山倉)の乱入時、切々と信に対する思いを語る梅子の言葉を
襖の陰で聞き入り、信もまた自分の至らなさ(不平・不満)に気付いたのである。
梅ちゃん先生スペシャル1.jpg
後編・副題の「欠点ばかりの女」は、弥生と山倉とのクライマックス前、互いに欠点を言い合う場面があったので、「欠点ばかりの女」=弥生と考えられる。でも梅子もまた上述のような問題点があり、やはり話題の中心だった。写真は、「欠点ばかりの女」二人が下村家の縁側で、西瓜を食べながら梅子と弥生が話し合う場面。弥生は、神田真澄(小林涼子)と山倉を話題にしながら、自分が山倉の悪い面だけを見てきた事に気付いた。それで梅子は、弥生にもう一度山倉との結婚を考え直すように勧めた。
私が、弥生と山倉の一大転機と直感した場面である。如何なものか
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