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「純と愛」第3週の感想 [物語]

今週の「純と愛」のポイントは、
1,純(夏菜)と愛(風間俊介)の離合集散
 愛は、先週末純が、どん底を脱して豚まんを食っている所に現れた。
 愛の背中にすがり、良い雰囲気で終わったのに、今週早々、愛が純を突き飛ばす。
 純は翌日、仕事中の愛に会うが、妹・誠(岡本玲)が現れ愛は逃げ出した。
 愛は、電気工事会社も辞め行方をくらますも、純の膨大なメールに応答。
 そして今日のラスト、外国人の土産の事や、水野との気まずい関係に落ち込んでいた
 純の背後に、またもや愛が現れた。まるで純の願いが伝わるように!
2.ホテルの外国人客の依頼を個人的に受けて、結果は果せず失敗。
 次の3.項の騒動で、純が那覇に行き、季節外れの嵐で期日に間に合わなくなった。
3.純の兄・正(速水もこみち)の彼女・マリヤ(高橋メアリージュン)の妊娠騒動。
 正に結婚の意思が無く、両親(武田鉄矢・森下愛子)は、分かれる事を勧める。
 父・善行(武田鉄矢)は手切れ金を用意してきた。

これらの点に関して、私には多くの疑問があるが、幾つか列記してみたい。
1.愛は、純に興味を抱きながら、何故別れた方が良いと思うのだろうか?
2.純は、外国人客の依頼安請け合いと、兄の彼女妊娠騒動への介入の両方を
 うまく裁けると思った理由は何か?ノー天気な若気の至りなのか?
 大した問題じゃないから、失敗しても良い!というチャレンジ精神か?
3.マリアの妊娠中絶を、ヒロインの両親が推奨するドラマが、現代の常識?
4.社会人の愛人問題に、両親のみならず、妹まで介入するのは自立精神のなさ?
 家族愛の物語として、描いているのか?社会風刺として描いているのか?
 ヒロインの家族愛が、両親と兄に通用しないこんな家族が、朝ドラの常識?

ここ数年の朝ドラを振り返ると、「ゲゲゲの女房」、「てっぱん」、「おひさま」、
「カーネーション」、「梅ちゃん先生」と続く流れは、「てっぱん」を別にすれば
全て昔語り。昭和時代の追憶である。「てっぱん」もヒロインあかり(瀧本美織)の
生い立ちを追う物語。そういう意味で、今回の「純と愛」の様な、現代最先端の
日本の世相が、主役やその家族に大きな影を落としている物語はなかったのでは?
そういう意味では、「純と愛」の物語は従来の朝ドラの殻を破るものかも知れない。
団塊の世代がほぼ高齢者になり高齢者のものの見方・考え方も変化しているだろうが、
朝ドラ視聴者の大半はまだまだ旧い人も多い。付いて行けるのか?
初回視聴率は、歴代ドラマより良かったらしいが、若者が付いて来ると言うのか?
今の若者が見て参考になるドラマとすれば、高齢者には不向き?如何なものか
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