SSブログ

防災の日と梅ちゃん先生 [物語]

今日は防災の日。大正12年(1923)9月1日の関東大震災の甚大な被害を忘れず、
防災対策を怠らない様にする日である。「災」には暴風、地震、洪水等の天災・二次災害
の他に、災難というのもある。これは主に人災で詐欺や事故・事件被害等がある。
「災(わざわい:悪い出来事)」を防止する心がけや準備、教育・訓練は大切だ。

今週の「梅ちゃん先生」では、竹夫(小出恵介)の会社が輸入取引で詐欺に引かかった。
しかし、物語は「防災」の話にはならなかった。景気が良くても世の中には、倒産する
会社や工場は沢山ある。そうでない企業と何処が違うのか?という信郎(松坂桃李)の
疑問に答えるような方向付けだった。

竹夫の会社が詐欺に引かかった原因は、竹夫が父・建造(高橋克実)の言葉を使った
自嘲的な解釈によると「金儲けに目が眩んで、しっぺ返しを食った」という事になる。
だが、竹夫は梅子(堀北真希)に、その取引が金儲けだけではなく、愛知の食器を
もっと海外に紹介できる様にするためだと言っていた。
竹夫の愛知の食器に対する気持が通じたのか?愛知の食器会社の人(剣持直明)が、
アメリカからの見本市への招待状を持参。竹夫のお陰だと感謝して、再建支援を申出て
くれた。これはこの難局を乗越える為に、部下の森下(阿部翔平)が呼んだのである。
今週のテーマは「意地の上塗り」。この意味が今ひとつ飲み込めないのだが、
私は、以下の様に解釈した。

食器会社の人(剣持直明)の出現で、再建への意欲を見せた竹夫が、森下や他の部下の
復帰は、認めた。しかし、苦労を厭わずに付いて行くという静子(木村文乃)にだけは
苦労をかけるからというダメ出しをした。これが「意地の上塗り」では?
この事で、竹夫はまたまた建造から「バカもん!」の一喝を食らう。
「夫婦というものは、一緒に苦労をするものだ!静子さんが一緒に苦労すると言って
くれているのに、断るバカが何処にいる?」 実に良い事を言うではないか!
そして此処まで立派に育ててきた会社や、立派な部下、そして強い信頼関係の取引相手と
竹夫を愛する静子の存在を絶賛し、「お前ならもう一度やり直せる!」と断言した。
今週の結論は、詐欺、その他の災難に会うことが問題ではなく、災難でダメになっても、
一緒に苦労したり、支えてくれたりする人が居るかどうか?が、大切だ、という事か?
「防災」も正しい対応が大切である。取越し苦労ばかりして、やたら緊張状態を持続させ
免疫力を低下させてしまっては、本末転倒。前向きに免疫力増強方向で!如何なものか
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。