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梅ちゃん先生_第91話で思うこと [物語]

今日、確か3回目の「昭和30年×月」の字幕があった。
そこで、今迄の経過を調べたら、以下のようだった。
6/25(月)放送・第73話 松子(ミムラ)結婚(昭和28年4月)そして、昭和30年3月
7/9(月)放送・第85話 昭和30年5月 梅子(堀北真希)開業
7/16(月)放送・第91話 昭和30年6月 下村医院の運営も順調、という事になる。

第61話(6/11(月)放送) 昭和27年で、梅子は、医師国家試験に合格した。
その後、無給の医局員だった梅子が、やっと給料をもらえる昭和30年3月には、
大学病院を辞職して開業医になった事になる。その間3年。後から振り返ってみると、
最短に近い期間に猛スピードで、独立開業した訳である。
特に、父親の建造(高橋克美)が倒れた後、第83話の「梅ちゃん先生」では、
頑固な建造の許可も下り、開業のため大学病院に退職予告。アッという間の開業?

私は、その大胆さに対して我儘なお嬢様気質と思ったが、そうではない考え方も
あるのだろうと思う。それは、自分の信念と社会との融合に自信がある立派な精神・
人格を備えた人物として梅子を捉える視線である。
梅子には、病気で困っている人々を、きめ細やかな理解や関心と熱意でもって
助けることを、自分の天職と思っている?それは肉体的な健康回復だけではなく
精神的な面で、周りの人々との融合を図り、社会復帰させるという事である。
今までの数々のエピソードは、それを証明している?

今回、松岡(高橋光臣)から末期がんの早野(津嘉山正種)の在宅診療を頼まれたが、
梅子は、早野から難題をもちかけられた。難題は、梅子が病院の治療継続を勧め
「生きていればまだまだ良い事がありますよ。少しでも生きる努力をすべきなんじゃ
ないでしょうか?」と言った事への早野の返答だ。「本当にそうなのかね!・・中略・・
それを証明してくれるかね?」

梅子の言った言葉は主観的なことであり、科学的に対象を切離して、客観的に
証明できる様な事ではない。額面通り受取っても早野の要求する答えは出てこない。
社会と断絶しかかっている早野の心を、社会とつながった心持にする事ができるか?
どの様な手法を用いるのか?「病は気から」という。気とは呼吸の事である。
呼吸や食物摂取が、人間と社会をつなぐ基本である。その中でも呼吸できなければ
食物摂取も出来ない。社会とつながる基本の中の基本“気”が最も大切。如何なものか
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