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梅ちゃん_51回・今後の展開? [物語]

昭和26年(1951)4月、梅子(堀北真希)達は、いよいよインターンとして勤務開始。
今日の話題は、1.梅子と松岡(高橋光臣)との再会。2.耳鼻科、そして外科における
梅子の勤務振り。3.松子(ミムラ)の見合い写真、結婚紹介、そして松子の気持。
4.安岡(片岡鶴太郎)の受注話と、朝鮮動乱景気の話。5.謎めいた検査室での終幕。
等である。断片的な話題で一貫性がないが、これもこれからの展開の布石かも。

梅子と松岡の再会に関しては、映画館以来の3年ぶりだとナレータが言っていたから、
間違いない?松岡が、梅子の父・建造(高橋克実)に教えを受けていたのはどうなった?
そこで私は、松岡は、映画館での行き違い直後、梅子との交際に冷却期間を置くために、
封書の手紙を書いたと解釈。従って当然、建造からの教えも、断念したのだと思う。
再会直後の二人は、弥生(徳永えり)、山倉(満島真之介)と共に病院の食堂で昼食を
とった。その時、弥生が、山倉に雪子(黒川智花)とのその後の事を聴いていたが、特に
進展はない様子だった。ダンスパーティや学園祭がらみの交際は、その後途絶えていた?
今後、梅子と松岡を中心に、話がどういう風に発展するのか?楽しみである。

梅子の病院での勤務ぶりは、相変わらず危なっかしい!弥生が、自分は最初から
帝都大病院を目指していたが、梅子は成り行きで来た、と言っていた。その時、梅子は
私もチャンと考えていた、と主張したが、最初から遅刻する等、成り行き任せ?
それでも、1つ位は取り得もある様で、外科に行ってタワシで手を洗っても大丈夫!
弥生は、最初が外科で、手術室に入る前に、20分タワシで手を洗うというシゴキに会い
肌がすりむけて、いたるところ赤くただれるという憂き目に会った。梅子の手洗いに
シゴキの金子鬼講師(浜田学)も、音を挙げずに洗っている梅子に結構、感心の眼差し?
しかし口では「手の皮の厚さは、面の皮の厚さに比例する」と憎まれ口を叩いていた。
もう1つ、梅子が感心なのは、夜中まで綿棒を巻く練習をしていた事。自分の弱点を
厭わず、根気強く頑張って克服していく、精神的・肉体的な粘りが大切なのだ。

深夜の綿棒巻き練習中に、姉・松子を起してしまうが、そこで姉が、会社勤めに
悩んでいる事が分かる。「いくら仕事が出来ても、女は煙たがられる」という。
女学校を首席だった松子は嫁に行くしかないのか?母・芳子(南果歩)が、アフター
サービスに訪ねて来た加藤(大沢健)に、結婚相手の紹介を依頼していたが見当違い?
もし加藤が独身ならば、彼もまた、松子を好ましく思っている様な節がある。
ラストシーン、検査室の謎の男(品川徹)が、血液検体を持ってきた梅子を呼止め、
ジロジロと怪しい目つきで彼女の周り巡っていた。梅子の運命や如何に?


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余談だが、人間の皮膚は性差があり、女性より男性が圧倒的に丈夫に出来ている。
従って、金子鬼講師のシゴキは、現代で言えば立派な「セクハラ」になるだろう。
敗戦で、日本も民主主義の世の中になったと言っても、世俗的な習慣は簡単には
治らない。当時の女性達は、大変な扱いの差別を受けながら、女性の地位向上に
力を注いだのである。

松子の会社の「寿退社」狙いの追出し作戦も今なら問題になるが、当時は微妙?
それにしても、才媛の松子が、唯の事務員で終わるはずはない?
松子もまた、遅咲きの医者としての道を歩むという可能性はないのだろうか?
それよりも、真田(平岳大)との関係は、もう終わった話なのだろうか?
私は、真田と松子の関係が復活する展開を期待している。

安岡家の景気の風はどうなるのか?いよいよ朝鮮動乱で、安岡家にも「春」が
巡ってくるのだろうか?安岡信郎(松坂桃李)が、蒲田の中小企業の一翼を担う
役割を果たすようになる?その展開をどう筋立てるのか?如何なものか

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