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平等社会がダメにする日本? [閑話]

格差社会という事で調べた(URL参照)が、所得別に、それ程、大きな歪みはなかった。
http://www.geocities.jp/yamamrhr/ProIKE0911-79.html そこで
1970~2004までの国民負担率と国際比較 (2007年10月17日記載:URL参照)を見た。
http://www.geocities.jp/yamamrhr/ProIKE0911-80.html
そこでは、米・英・仏・独・スウェーデンなどとの国民負担率を比較していた。
国民負担率とは、国や社会に対する国民の毎年の金銭的な負担の度合いを表す指標であり、
租税負担率と社会保障負担率からなっているという。これを見る限り、社会保障負担率で
近年(1995)以降は、米・英に劣るが、租税負担率では最良のクラスで、国民負担率では、
近年の社会保障負担率上昇で米国に次ぐ二位だった。

そこで、私は次ぎの様な仮説を立てた。
1.日本は稲穂の国。稲穂は揃って成長してくれるのが一番、手間がかからず人間の為に
  なる(稲穂の実っている水田を見るとよく分かる)。そのイメージが平等主義を
  理想とする様になった。事実、金太郎飴教育で、日本は日清・日露に勝って一度は
  世界の一等国になった。戦後は、民主主義が大衆化し、その平等主義が歪んだ形で
  定着した。
2.日本の平等主義が、結局は墓穴を掘っているのではないか?

戦後日本の敗戦の傷跡は、東日本大震災の何百倍もの大きさだった。人的死者3百万人。
その傷跡を癒した上に、上述した様に、西欧諸国を上回るレベルに到達した。
戦後の日本は、戦中の「産めよ増やせよ」と戦後の「団塊の世代」で人口急増
1950 総人口83.6百万人 出生:22百万人 死亡:9百万人 自然増減:13百万人 
2010 総人口128百万人  出生:9百万人 死亡:12百万人 自然増減:-3百万人
この間の死亡者は、7~11百万人へと緩やかに上昇している。(以下のURL参照)
http://www.geocities.jp/yamamrhr/ProIKE0911-118.html

そこで、歪んだ平等主義という仮説を実証するために、文教費を調べた。
文教費は、GDP比率では下がっているが、学齢人口減を考慮すれば二倍以上に相当する。
S50(1975) 文教費総額:81,189億円 GDP:1,523,616億円 文教費/GDP:5.33
H5(1993) 文教費総額:230,509億円 GDP:4,806,615億円 文教費/GDP:4.80
H17(2005) 文教費総額:231,230億円 GDP:5,033,668億円 文教費/GDP:4.59
http://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/001/005/07053115/003.htm (続く)
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