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Haru曼荼羅 [大家族]

ケーブルTVの40ch近い番組を1ヶ月分の割増料金で3ヶ月お試し視聴できるというので、正月に
子どもや孫達が来るからと視聴した。遠来の客の接待には役立たずだったが、我々夫婦は、
結構楽しんでいる。今日で韓流ドラマ「パリの恋人」と華流ドラマ「君には絶対恋してない」とが
同時に終わった。ただ、こういう物語も、だんだん飽きるだろうと予想できた。
従って2月末のお試し期間終了と共に、契約解除することにした。
DSC09207harukamandara.JPG
その理由を写真の絵等も交え説明したいと思っている。その前に
「パリの恋人」(「パリ恋」)を例に、ドラマの特質に関する感想を
簡単に述べておこう。第一に、筋立てが日本ではあり得ない様な
ケースがある。大金持のギジュやスヒョンが、叔父・甥の関係では
なく実は兄弟というのは、無理がある。日本人は観察眼が鋭い。
利害が多い有名人ならあんなに大きくなるまで、事実を知らずに済ますなど出来ないだろう。
次は韓流・華流ドラマに多いシンデレラストーリ。女性のテヨン(キム・ジョンウン)が、あらゆる
障害を乗越えて恋を成就しようというなら分かる。
だがギジュ(パク・シニャン)やスヒョン(イ・ドンゴン)そしてテヨンの恋敵・ユナ(オ・ジュウン)など
金持連中が、何時までも相手に拘り続けるのには驚く。日本のハイソサエティに詳しくないが、
相手に不自由ない日本人の金持や両家の子女なら、あんなには、拘らないだろう。

曼荼羅とは、「宇宙の姿を、自己の哲学に従って表現したもの」ということである。2010-12-04の
ブログ『「てっぱん」10週・絆の解体と再構築』において取上げたが、民男(前田航基)の書いた
大家族の絵。これもまた「民男曼荼羅」というべきだ。それは自分達父子と母親、&その夫、
それに大家、下宿人全員、更に伝さん(竜雷太)や鉄平(森田直幸)もいる。
「民男曼荼羅」は、前向きに生きる為に欠く事のできぬ統合された民男の哲学なのである。

写真は、孫のharuが、2003暮から2004正月にかけて帰郷して書いた大家族の相関図である。
Haruは当時8歳。楽しかった思い出の表現に、最も適切な絵であったのではなかろうか?私は
これを「Haru曼荼羅」と名付けた。2002年に当地に引っ込んだ我々夫婦の淋しさを紛らわせる
為に、子ども一家達が正月二年連続、全員帰郷してくれた。暖かい心遣いだった。そういう家族の
情愛が、純粋なharuの心に暖かく伝わり、創造された曼荼羅なのだろう。民男やharuが例外
なのか?「パリ恋」の主人公達が例外なのか?私の考えでは、現代の大人たちは、民男や
haruの様な心を、何処かに置き忘れ、非現実的な歪んだ夢を追いかけているのではないか?
常に統合を志向する心に、偏執狂的な恋愛や歪んだ情報は入り込まない?如何なものか
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コメント 3

roko

グランパいいこと言うねー(^^)
by roko (2012-02-03 22:37) 

moto

それ程でもないよ。
2012-02-03のブログ「ネットと分断社会」にも
関連した事を書いています。
参考にしてください。
by moto (2012-02-04 16:15) 

keiko

今さらですが(コメント)、本当にいいお正月でしたね!そしていい話で。Haruの絵は写真とは異なる暖かさがすてきだね。
大切なものを感じます。
by keiko (2012-02-12 21:36) 

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