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恋人づくり・19回の見所 [物語]

今回の話題は、1)サンウン(ユジン)とヨジュン(キ・テヨン)の秘密契約発覚と対応、
2)ソンヒョングループ財閥の会長(ヘソンの父親)が、ユニ家に乗込んでの罵詈暴言場面、
3)それらに関連したゴタゴタ、であったが、見所は何と言っても秘密契約発覚事件である。

秘密契約発覚は、パソコンの外部メモリを探して持ってきて貰うヨジュンの依頼電話が、引き金。
姉のユニ(キム・ジョンナン)に頼むはずが、母親が居合わせたヘリム(イ・ソンミン)に
探させたために、交際偽装の秘密契約書が、ヘリムの目に曝されてしまったのである。
ヘリムから聞き知ったサンウンは、ヨジュンの元に駆けつける。ヨジュン「俺にまかせろ」
サンウンとヨジュンの家族が集合した前で、二人は徹底的につるし上げられる破目になる。

吊るし上げは以下の様な次第になる。サンウンの祖父ソクジュとヨジュンの祖母オンナンの
いがみ合いから始まる。そして詰問の最初は、祖母の「どちらが悪知恵をだしたのか?」
それには答えずヨジュンは「今は愛している」。しかし騙されたと思う親族達は「そんな事
信じられるか!」と口々にいう。それにサンウンは「今まで信じていたでしょ、もう一度・・」
と言うが、祖父が「信じてた我々を裏切ったのは誰だ?」と厳しい追及。そこでヨジュンは
「婚約する」と、伝家の宝刀を抜き放った。驚いたサンウンの様子が、なかなかよかった。
皆も驚く。(ヨ)本気だ、信じてくれ。(祖父)婚約してまで騙す気か!ふざけるな!誰がさせるか!
(祖母)とことん私達を愚弄する気ね!もう結構よ。騙されるのは一度で十分。テクス、二人共
追出して!(祖父)サンウンはしばらく外出禁止だ!(テクス)状況がわかっていない。考えてみろ。
(ヨ)わかっているから婚約を決めたんだ。最初は偽装だったけど、今は真剣なんだ!
(サ)ヨジュンさん落着いて!(ヨ)俺は冷静だ。俺に任せろと言っただろ。

私が、長々と、この修羅場を再現したのには理由がある。それは様式美ということだ。日本の
この種のドラマのこういう場面では、嘘っぽいか変に深刻がるかだ。韓流はスッキリして良い。
関係者の主だった人たちが、皆に代わってズバリと言いたい事をビシリと直球勝負だ。それに
被告席のヨジュンもズバリと直球で答える。それにまた、ふざけるな!とか、出て行け!等と
打返し、押返す。どれ程の覚悟があるのか、どれ程真剣なのか?言葉はきついが問うている。
そこで、ヨジュンは最後の切札を切る。爺婆に対する殺し文句である。
「最初は拒んだけど今は期待に答えるよ。サンウンと結婚して念願のひ孫も見せてあげるよ」
これには参った爺婆。祖父の「本気で言っているのか?どうせまた騙す気だろう?」という
弱々しい反撃が限界? それに期せずして二人が、「違います」と答えた。これで一件落着!



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私はこのドラマを途中から見出したので、秘密契約の経緯を良く知らなかったが、サンウンと
ヨジュンにはそれぞれ愛する人がいたらしい。サンウンはそれが本当の愛では無いと気付いて
別れたが、ヨジュンはまだはっきりとしたケリを付けていない。そこで、婚約した二人の仲を
決定的に破壊すべく、ヘリムは秘密兵器(ヨジュンの思い人)をぶつけるべく準備中である。
しかし、この秘密兵器も空振りに終わる事がわかったので、年寄りは安心して見ていられる。
強引に任せろといって修羅場を切り抜けた二人が、公園で語らう場面が、それを語っていた。

婚約すると断言した事に不満げなサンウンに(ヨ)じゃあ結婚するか?嫌だろう。言っただろ
結婚は愛する人とするべきだと。(サ)待っている人は?待たなくて良いの?(ヨ)たぶんな。
約束した年月は過ぎている。思いを少しずつ消しながらさ。イヤか?(サ)チョッとね。
(ヨ)頑張って消すから・・・ついてこい。
 東京オリンピック(1964)女子バレーボールの東洋の魔女を率いて優勝した大松監督を思出した。
 当時、流行語大賞はなかったが、あれば「俺についてこい!」は、確実に大賞だった?

その後サンウンは札を出してヨジュンに渡した。契約第一条:好きになった時の罰金という。
半額の理由は「好きになった分だけよ。頑張って消してね。そしたら本当に好きになる。」
それを聞いたヨジュンは倍にしてサンウンに渡した。「俺も罰金だ。俺は全額。」
「今日からよろしくな!」 サンウン「本当の交際を始めるのね。」そして婚約正式申込み

私の推量では、物語上でもヨジュンは、セウォンの存在もあってサンウンよりも早くから、
愛し始めていたのだろう。私の青春時代の青春映画でもこんな物語があった。この話同様に
男がやせ我慢をしていたように記憶している。
ヨジュンは、罰金でも分かる通り、既に百パーセントサンウンを愛しているのである。
しかし男性上位の韓国の風習に従って、昔の恋人に思いが残っている振りをしているのだ。
このドラマの夫婦、ユニ達の両親:テクスとグムジャ、ギュハン(チョン・ソグオン)達の
両親:デファン(イ・ヒド)とジニ(クム・ポラ)を見ても分かるが、韓国の男性上位も、
日本同様うわべだけで、実質は、母権が幅を利かせているのではないか?
上記の意見は単なる私見である。何が実質かは、各人の考え方次第だから。如何なものか
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