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免疫力とマクロビオティック [健康]

最新刊・石原結實著「石原式 病気をよせつけない超・免疫力」(朝日新書)に書いてあった
“がん細胞は「血液浄化装置」”ということを、2011-12-03のブログ「歴史的転換点と健康」
に引用したら、CMTで【みなと】さんが、マクロビオティックとの関連性を指摘してくれた。
マクロビオティック (Macrobiotic) とは、第二世界大戦前後に食文化研究家の桜沢如一が考案した
食生活法・食事療法の一種で、名称は「長寿法」を意味するそうだ。(引用・ウィキペディア)

ウィキペディアによれば、
スティーブ・ジョブズは、早期治療を行えば完治可能なタイプの膵臓癌に罹ったが、
マクロバイオティックを用いて治そうとした結果、適切な治療を受けずに癌を放置し、
結果として命を落としたという。
2011.10.21付け「ジョブズは早期手術で命が助かったのに拒否した。なぜ?」
というネット記事を参照のこと。)
2011.10.21付けのジョブズの記事によれば、マクロバイオティック≒呪術 という見解?

東洋医学からの発想による血液の浄化で、人間の健康問題が全て解決するかどうか?
それは十分に考慮すべきだと思う。石原式の健康法は、飽くまで健康な人間や、
体質に合ったある種の人間に適用可能なのであって、全てに適用可能ではなかろう。
人間は、非常に精神的な生き物であり、自分の文化や習慣と切離して考えられない。
免疫力も、食習慣その他、様々な文化・習慣の異なる人種や地域では、血液の浄化や
老廃物を排泄する作用など、免疫力を支える要素の内容も異なるだろう。
日本人でも幼少時から昔の食習慣を維持した人間と、西洋的食習慣に馴染んだ人では
同一に論じて良いものかどうかはわからないだろう。皆、顔が違う様に、
万人に有効な健康法などないに違いない。それでも人体は、飽食時代よりも、
飢餓時代に適応すると考えた方が幸せな人々の方が、圧倒的に多いのではなかろうか?

長崎出身の石原氏の近著で注目を引いたのは、東日本大震災で問題の放射能対策である。
原爆体験者の追跡調査等で、原爆症に罹った人、罹らなかった人がいるという。それは、
体内の放射性物質を対外へ出す力(超・免疫力)の差だという。玄米、大豆発酵食品は
放射性物質を吸着し、体外へ排出する。そして放射性物質の排泄を助ける物質、すなわち
玄米の「フィチン酸」、大豆発酵食品の「ジピコリン酸」等に頼るだけでなく、自らの
新陳代謝を良くすることも大切という。最悪なのは、放射能過敏症のストレスであり、
放射性物質を体外へ排泄する作用が、さらにもっと悪化するらしい。いかがなものか
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