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2011-07-22散歩 [大家族]

私の散歩コースの一つに「保食神社」というのがある。
今まで、あまり御縁のなかった神社名で、所有している神社関係の本・著者:戸部民夫
「神社ルーツ・血統から探る神様ネットワーク」にも記載がない。気になっていたが、
今日は帰宅後に調べてみようと思った。

「保食神社」から次なる中継点・**第二公園の脇で、カラスの行倒れに出会った。
連れのカラスが、「カァカァカァカァ」、普段と異なりァとカに間がなく 鳴きつづける。
夫婦?親子? 悲しげであり、腹立たしげだった。私に「何とかして」と言っている?
或いは、私が、何もできないでいるから、別の応援を呼んでいるようにも思えた。
暑気あたりか?感電死か? 連れは電柱の電線か支持用ワイヤかに八つ当たりしていた。

今日は、最終中継点(家から徒歩10分)で小銭入れに取付けていた家の鍵を落とした。
帰宅して鍵を出そうとして無いのに気付き一瞬蒼白!妻は長期不在!鍵がなければ大変!
買物の後で小銭入れを出した時に落としたらしい。
再度、最終中継点(スーパー)まで戻って鍵が見つかりホッと一安心!
帰路、小銭入れと鍵を繋いでいた鎖が切れた原因を考察した。
汗(塩化イオン)が沁みこんだ事、鎖が蛇腹ステンレスチェーンであった事により
隙間腐食を起したのではないか?と推定した。当たらずと言えど遠からずではないか。
今日の散歩は、多事多難の散歩になった。私にとって散歩は今や人生!多難もまたよし!
散歩は苦しみも多い。しかしそれが人生の味付けであり、だから些細な事に感謝できる。

帰宅後、「保食神社」をネットで調べてみた。『日本書紀』に登場する神(保食神)らしい。
保食神は食物を生み出し、あるいは増産する神という。これは豊作祈願の神? しかし
稲作、農耕の無事・豊作を守る神は、神社最大系列を誇るお稲荷様がデンと控えている。
そこで、はたと考えた。「保食神社」は、通常の豊作を祈るための神ではない?
そういえば、神話に出てくる保食神が、食物を提供する話が異様なのである(URL参照)
そんな事などを考え合わせた結果、私は、以下のような推測をした。「保食神社」は、
飢饉などの危急存亡の時に、特別にお願いし、感謝する神社?神社の石の鳥居には、
天保9年春3月吉日の字があった。その当時、私の散歩コース辺が大凶作だったかどうか、
岡山市立南公民館のネットは、天保5(1834) 凶作、大飢饉、人民困窮、岡山大火など
天保7(1836) 凶作 天保8(1837)大凶作、飢饉  と書いてある。



私の散歩コース辺の人々が、大変な思いで、積年の凶作を越え、寒い冬を越した。
その感謝の気持と、今年こそは豊作を祈願する気持が、鳥居の「天保9年春3月吉日」の
字に滲み出ているように、今更ながら思うのは、私の空想なのだろうか?
積年の凶作と寒い冬をどんな思いで、どんな食物で越したのか?胸迫るものがある。

私は、「治にいて乱を忘れず」という言葉が好きである。太平な世の中など束の間?
歴史を紐解くと、火山爆発、地震、津波、大洪水など枚挙に暇がない。食物危機が
少し遠のいているからと安心していると、「東日本大震災」など遥かに越える食糧不足に
なるかも?簡単に考えていると金など紙屑になって、飢餓地獄に落とされかねない。
未曾有を繰返すようなバカな政治家に頼って、太平に浮かれ、快楽を貪るなかれ!
歴史はそういった人間ほど惨めな思いをする事を繰返し証明している。如何なものか
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