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終幕間近の「てっぱん」② [物語]

今日は、「てっぱん」の舞台の1つ、尾道に行ってきた。
今日一日は、満天、雲ひとつ無かった。こんな日も珍しい「てっぱん」三昧の1日だった。

今日の「てっぱん」で、あかり(瀧本美織)と滝沢(長田成哉)の淡い恋愛にも、終止符が打たれた
様だ。私は、この結末を予想していたが、やれやれ。今日の尾道散歩で、最も大きな収穫は、
市役所の「てっぱん」写真展と、ロビーで放映していた「てっぱん」のダイジェスト版、そして、
初回放送の海に飛び込んだ突堤の現物を見た事である。

この半年の放送内容が、走馬灯の様に駆け巡り、色んなことを思い出させてくれた。あの突堤は、
その後、あかりが加奈(朝倉あき)に、養子である事を打ち明けるシーン、そして実の父親の事を
打明ける場面での回想シーンとしても出てきた。ベッチャー初音(富司純子)との衝撃的出会い
から、あかりと初音に思いもかけない現実が次々に起こってくる。それは「だんだん」のめぐみ
(三倉茉奈)とのぞみ(佳奈)の双子が、18歳の誕生日に運命的な出会いをするのと相通じるもの
がある。しかし、思いもかけない現実を担う二人の年齢が、「だんだん」は同時出産なのに、
「てっぱん」は、孫と祖母という大きな(40~50歳)差がある。あかりは、数々の未知の現実に
直面し、苦しみ、悩みながら、まだ知らぬ真実(リアリティ)を求める途上である。
その為に“ベッチャー” 対 “がんぼたれ”の戦いに決着を付けなければならないのだ。

私は初音とあかりの年齢を超えた戦いという点に、「てっぱん」の現代的な意味があると思う。
我々は、年齢を超えて全てが、バーチャルな世界から目覚め、未知の現実を想像し、
そして未知の真実を求める時なのではなかろうか?如何なものか
写真(尾道)
上段左・数々の思い出を残す土堂突堤。中・千光寺公園に登る途中から新尾道大橋を望む尾道
水道。向いが造船所等のある向島。村上鉄工所があるという設定になっている。右・鼓岩。
DSC08727突堤.JPGDSC08708尾道水道.JPGDSC08716鼓岩.JPG
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【みなと】

尾道に行かれたのですね。
ドラマの舞台を実際にご覧になって
思いを新たになさったのでは?

「てっぱん」は,祖母役の富司純子さんの
存在感のおかげで,いい雰囲気にまとまった
(地デジではまだ終了していませんね)
と,個人的にはそう感じております。
by 【みなと】 (2011-04-01 10:22) 

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