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「てっぱん」登場人物恋愛相関からの結婚展望 [物語]

最初に、「てっぱん」登場人物を年代別に分けてみた。
田中初音(富司純子)と隣人の伝さん(竜雷太)が、爺婆の年長組みで、団塊の世代?
二人共、やもめだが、それは物語展開の都合で伝さんをピエロ役にして配偶者をはしょった?
次の世代が、錠(遠藤憲一)、真知子(安田成美)、篠宮久太(柳沢慎吾)、横山隆円
(尾美としのり)等の父親・母親世代である。

父親・母親世代には、のぞみ(京野ことみ)の父親と間違われた神田英治(赤井英和)も
入るだろう。或いは小夜子(川中美幸)もこの世代に近い存在である。
中途半端な世代として、根本コーチ(松田悟志)、岩崎潤(柏原収史)、浜野(趙 珉和)、
冬美(ともさかりえ)、下宿人の中岡徹(松尾諭)、笹井拓朗(神戸浩)などがいる。
主役の世代には、のぞみ(京野ことみ)、あかり(瀧本美織)、加奈(朝倉あき)の女性陣と
欽也(遠藤要)、滝沢(長田成哉)、鉄平(森田直幸)の男性陣が配されている。

こうして世代別に仕分けてみると、面白い事が見えてくる。
主役世代が皆、独身(のぞみは未婚の母)というのは当然として、親世代と中二階世代の
未婚率(中岡の様な×1も含む)の高さである。村上、篠宮、根本、小夜子の各夫婦を除けば
後は全員未婚であり、未婚者が12人中7人≒5割8分の高率となる。
これは、現代の結婚難を意図して組み立てたのだろうか?なかなか面白い数値である。
これに、爺婆世代、主役世代を入れると、未婚者が20人中15人≒7割5分という高高率になる。
「てっぱん」物語は、如何に結婚にたどり着くか?を手ほどきする物語なのか?

次に、これらの登場人物全体の恋愛相関図を描くと(< → >は結婚成立)
滝沢→あかり←浜野、欽也→のぞみ←中岡、伝さん→初音、<錠→真知子>←隆円
<レストラン社長→小夜子>←神田、加奈→鉄平、冬美→岩崎

こうして大所高所から眺めてみると、恋敵の存在が、結婚への情熱をたぎらせ、結婚に至る
という作者の考え方、図式が見えてくる?その図式からすれば、伝さん→初音、加奈→鉄平、
冬美→岩崎、の結婚はありえない?と見通せるのではないか。
そして、滝沢→あかり、欽也→のぞみ、の結婚展望が開けてくるように思うのであるが?
如何なものか。
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月夜のうずのしゅげ

またてっぱんを見ることができますね。
以前は、1日3回見ていました。
恋敵が現われると情熱がわくと言う考え方、そうかもしれません。

by 月夜のうずのしゅげ (2011-03-22 18:14) 

moto

月夜のうずのしゅげさん
私の考え(粗雑ですが)では、結婚は「勢い」だと思うのです。
今の若い方は、思慮深いから、なかなか「勢い」がつかない?
そこで、恋敵が現われると、「勢い」がつく???
by moto (2011-03-22 19:31) 

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