SSブログ

国会中継02.08と社説 [社会]

今日は仕事も半分、散歩も早めに切り上げて、昨日録画していた国会中継を見直した。
紙幅の関係で詳細に書けないのが残念だが、今国会・争点のマニフェストとその財源問題が、
更に具体化し、様々な問題が浮き彫りにされてきた。その一端を要領よくまとめておきたい。
1.民主党が政権交代の選挙で約束した、マニフェスト・財政・経済の施策と、実態の乖離。
 具体的には、民主党が選挙で公約し、国会の議論で明らかにした施策と、その実態は
2.マニフェスト主要8施策:4年間で16.8兆円。完全実施を表明。
  実態は、平成22年度=7.1兆円の内3.1兆円(44%)。平成23年度=12.6兆円の内3.6兆円
  二年間の実施率=34%(6.7兆円/19.7兆円)。後の二年は財源枯渇で出来ない?
3.マニフェストの財源はムダ削減、予算の組換えで捻出。4年間増税はしないと公言。
  実態は、2項の通りで、2年で財源枯渇。税と社会保障の一体改革を言い出した。
  23年度予算財源の捻出の手口からも明らかなように、増税でマニフェストを実行しようと
  しているのは明らかである。なぜなら自民党が、「税と社会保障の一体改革に野党も参加しろ
  というなら、マニフェストを撤回しろ!」と言っているのに撤回しないのが何よりの証拠?
4.家計への直接支援、過度な規制緩和の批判を強烈にアピールした。
  実態は、供給サイトに資金を注入する新成長戦略。そしてTPP参加検討など。

自民党など野党は、民主党が政権を盗った時の約束が守られず、180度方針転換したのだから
解散総選挙するのが筋だ!と主張している。私もそう思うのだが、朝日新聞の社説に凄い事が
書いてあった。驚くべき内容である。以下にポイントだけ示しておく。
「自民党の質問者は政権公約の破綻(はたん)を指摘し、衆院解散・総選挙に踏み切るよう
菅直人首相に迫った。・・・中略・・・その非は責められてしかるべきである。とはいえ、民主、
自民両党が掲げる政策そのものに、乗り越えられないほどの違いがあるだろうか。」
あきれてものも言えない。自民と民主の政策に違いがなくなったのは、政権を盗って迷走の挙句
先人の知恵を借りるしか能のない、脳足りん政権党だから、似てきているだけである。
財源もないのに有ると駄法螺を吹いてのバラマキ政策と、能力も無いのにあるように見せかけた
詐欺で政権を盗み、その上、自民政策の上前を撥ねようとする居直り強盗政権に、何故、自民が
擦り寄る必要があるのか? 本末転倒とはこの事である。
私は、民主党の言行不一致をこのままにして、増税論議に入るのは問題だと思う。
愛知県と市の首長選挙結果を見るとおり、自民、民主に次ぐ第三の道もほのかに見えてきた。
速やかに衆議院を解散して国民に信を問うべきである。如何なものか。
nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

相撲は国技か?絶望を愉しむ ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。