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まだ続く残暑雑感'10 [閑話]

今年は異常気象で、岡山では本日・1983年の熱帯夜連続記録を更新し22日連続になった。
熱帯夜と、そうでない夜との比較検討を続行する。まず気象庁の古いデータを調べた。
最古データ(8月の日毎)は、東京や岡山・1961年(49年前)、倉敷・1979年。

まずは、当時の8月の熱帯夜は、何日位あったか?調べてみた。
東京は、1961:10日、1962:10日。岡山は、1961:6日、1962:7日。
倉敷は、1979:8日、1980年は、熱帯夜はなかった。海老名は、1978:3日、1979:3日。
海老名は、東京に近い緯度という点で取り上げた。海老名の最古データは1978年。
東京における近年8月の熱帯夜を調べてみた。今年は、8/19迄で19日間。2005:16日。
2006:14日。2007:22日。2008:13日。2009:11日。岡山の近年8月の熱帯夜は、
今年は8/20迄で20日。2005:20日。2006:27日。2007:23日。2008:18日。2009:14日。
倉敷の近年8月の熱帯夜は、今年は8/19迄で19日。2009年8月:9日。
海老名:2010年の7・8月の熱帯夜は、2ヶ月間で19日。8月のみは8/20迄で13日。
データをみると明らかに、古いデータとの違いが明らかである。統計的に増加を裏づけ?

以上の様なデータの分析結果から、東京型と地方型の二つの類型仮説を提示したい。
その1つは、都会型=東京型であり、昨日述べた熱しやすく冷めにくい性質を持つ。
もう1つは、そうでない型(田舎型)で、熱されても冷めやすい性質をもつ。
日本の地方は、この二つの混合型だと考えた。田舎型の例として、海老名について
2010.7月と8月の19日間の熱帯夜、および、熱帯夜ではなかった(否熱帯夜)
2010.07.01~07.20日迄の20日間の、気象庁のデータを使って調べた。

海老名と前日の岡山、東京のデータを付き合わせてみる。熱帯夜について
東京 1日間最高と最低温度の平均値、33.15℃と27.1℃。その差は、6.08℃。
岡山 1日間最高と最低温度の平均値、34.57℃と26.9℃。その差は、7.67℃。
海老名1日間最高と最低温度の平均値、33.67℃と25.95℃。その差は、8.15℃
次に熱帯夜ではなかった
東京 1日間最高と最低温度の平均値、29.9℃と23.8℃。その差は、6.1℃
岡山 1日間最高と最低温度の平均値、29.7℃と23.4℃。その差は、6.2℃
海老名1日間最高と最低温度の平均値、30.61℃と22.68℃。その差は、7.93℃
海老名(田舎型)は、熱帯夜でない日も、冷却能力が落ちない?如何なものか。
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