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ゲゲゲの女房の新婚時代 [物語]

最近、散歩の途中で行きかう人たちに積極的に挨拶するように心掛けている。今までも、
小学生や子連れのお母さんなどとは挨拶を交わしていたが、積極的な心が通じるのか、
こちらより先に挨拶される事もままある。但し、目を逸らしたり顔を背けたり、いかにも
挨拶してくれるな!という感じの人には心の中で挨拶するだけにしている。
意外と挨拶を返してくれる。特に小学低学年は確率が高い。同年輩や中高生なども含めて
老若男女を問わず挨拶すると、返事がなくとも楽しくなる。いつまで継続するか分からないが
いつでも散歩のときには、気楽に挨拶できる心境になれる様に心掛けたいものである。

最近は毎日のように「ゲゲゲの女房」を見ている。ドラマでは布美枝(松下奈緒)が貧乏生活を
やりくりしている。松下奈緒が“「ゲゲゲの女房」奮戦記”(文芸春秋・2010年5月号)で
“物もなにもないところから始まって、すべてが不安でうまくいかなくて、それでも幸せだと
思えるのは、家族が心の支え。”、“恵まれた時代に見失いがちな家族の大切さ・・・”などと
その辺の感想を書いている。松下奈緒の真面目そうな性格に好感が持てる。

この処、ドラマでの茂(向井理)は、布美枝(松下奈緒)にあまり優しくない。だからとっくに
新婚時代は済んでしまったのでは?と思った。ところが水木しげるの「のんのんばあとおれ」
という著作を読んで、おや、ドラマはまだ結婚して1年経つかどうかの時代なのだと分かった。
何故なら、そこに、「生活が安定しだしたのは40過ぎてから」と書いてあったからだ。
このTVドラマの実話ではないが、ゲゲゲ夫婦は1961年正月に結婚、茂の40歳は1962年3月
この処のTVドラマの時代が、従ってまだ結婚後1年経つかどうかだと推定できるのである。

貧乏生活で思い出したが、昨日、茂(向井理)が布美枝(松下奈緒)に、喫茶店の費用程度
という条件でお金をせびる場面があった。神戸時代の紙芝居の師である杉浦音松(上條恒彦)
を連れ出して、何か言いたそうな彼の話を聞くためだ。この場面で、幾らお金を渡したのか?
私には100円札の様に見え、茂(向井理)が「もう一声!」とせびっていたようだった。
たが、二人の手元を録画で確認した処、お札が見えない様に撮っていた。当時の物価は
私の手元の資料では、1962,3年頃、喫茶店の珈琲が、60-70円、週刊誌=40-50円
新聞代=10円、ラーメン=60円、煙草(ハイライト)=70円だ。1964年10月東京・大阪間新幹線が
開通したが、その時の東京・大阪間乗車券が\1180円(2等)、新幹線特急券が\1300円(2等)
50年弱で物価はだいたい10倍になった?今の煙草は安過ぎる?税金とれ!如何なものか。
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