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大根島・境港訪問 [物語]

昨日、今日と風の強い日だったが、晴れたり曇ったりのまあまあの天候だった。
旅行中の運動不足を解消するために、この二日間はスロージョギングや筋トレを頑張った。
4月26日~28日の旅の最後は、中海をわたって大根島へ。そして名高い由志園を訪問した。
20100428104418h.jpg2008年の夏に初めて大根島を訪問した時に、牡丹と朝鮮人参の一大産地であることを知った。牡丹は平安時代の初期に中国から持ち込まれたという。もともと薬用だったらしい。それを聴いて、由志園の“牡丹の館”に入った時の私には‘強烈’だった‘花の香り’の意味が理解できた様に思う。

朝鮮人参は明治時代から取り組んできた。また、牡丹は苗の米国向け輸出を昭和34年(1959)から始めた。1960年には牡丹苗の行商組合ができた。自分で育てた牡丹の苗を全国へオイコを背負って行商に出たという。オイコの重さは約20kg。20歳から、或いは小学生位の子どものいるお母さん達が作業の閑になる秋・冬に行商し、1ヶ月ぐらい家に帰らないこともあった。オイコを背負って颯爽と行商にでた女性達の当時の写真が展示してあった。労働を搾取や疎外としてではなく、生甲斐としていた事が感じられる写真だった。昭和34年というと、映画「Always 続・三丁目の夕日」の時代。時代背景も良かったのだろうが、島根、或いは地方の土地柄という事もあるだろう。いい時代、良い場所だ。
DSC08590表彰.JPG
由志園は牡丹だけではなく、庭園も素晴らしかった。料理も素晴らしいらしいが、今回は境港の海鮮丼の名声に負けて大根島を後にして境港に向かった。境港は、NHKテレビ小説「ゲゲゲの女房」のしげる(向井理)の故郷だ。「ゲゲゲの女房」の本もテレビドラマも目の前に境水道が見えるとあるように、水木しげるの実家は、境水道と道路1つ隔てて建っていた。昼食の海鮮丼を食べた後は、お決まりの水木ロードの散策。「妖怪ガイドブック」百円を買って妖怪のお勉強をしながらスタンプラリー。写真は完走を証明する証書である。

今朝のNHKテレビ小説「ゲゲゲの女房」はなかなかよかった。仕事部屋を片付けた事を怒った、しげる(向井理)に、布美枝(松下奈緒)が初めて抗議した。その後しげるは外出。1人になった布美枝は、しげるが本当に怒ってしまったのでは?と気を揉むが、最後には、しげるの優しさに泣いてしまった。私のようにいつも優しいといけないのではないか?男の優しさは、チョッピリで良い?
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