SSブログ

生方解任の後 [閑話]

民主党の生方幸夫副幹事長の解任を巡って、テレビ番組「サンデースクランブル」で細野豪志
副幹事長、小宮山洋子衆院議員、安住淳衆院安全保障委員長などが発言したという。
発言の詳細は聞いていない。この時期に細野氏が、生方幸夫副幹事長の解任を決めたことに
ついて「トータルに見たときに民主党にとってはダメージがあった」との認識を示した?
こういうのは眉にツバして聴く必要がありそうだ。生方氏をはじめ、他の三名も小沢一郎の
問題のみに限定しているところが味噌である。民主党は参院選に勝つために必死なのだ。

石川議員が離党したのだから、小林民主党衆院議員の献金違反もそれなりの責任を取るべき
なのだろうが、彼女が責任を取れば小沢も鳩山首相も責任を取らねばならない。
石川議員は直接的に法を破ったのに対して、鳩山、小沢、小林の三名は、直接手を汚しては
いない。だから、“知らぬ存ぜぬ”で押し通そうという戦略なのだろう。
兎も角、鳩山、小沢の両巨頭が責任を取ったら民主党は空中分解せざるを得ない。

ところが、民主党に対する民衆の不満はなかなか納まらない。当初は小沢幹事長の黒い霧に
問題が集中していたのに、段々と戦線は拡大して「子ども手当」、「普天間問題」などでも
厳しい批判が出てきた。今朝のNHK「日曜討論」でも、ワタミの渡邊美樹社長が長妻大臣に
労働者派遣法改正や子ども手当の問題で厳しく迫っていた。このような番組が放映されること
自体が一般の人々の認識レベルが高まってきた兆候だと思う。人々は耳に心地よく響く言葉の
裏に潜む問題に気付き始めて、少し民主党の人間性を疑う気配が出てきたのではなかろうか?

そういう背景を考えるとき、小沢の懐刀である細野が生方問題を反省する姿勢を見せた事に
民衆は騙されてはいけない。一般の人々が気付き始めたといっても、まだまだ大勢の人々は
小沢さえ居なければ民主党は立派な政治をしてくれると“藁にもすがる思い”でいる。
民主党は其処をめがけて、「小沢辞任」の切札を切るタイミングを計りだしたのだ。
小沢を切る事で鳩山や小林の問題をウヤムヤにすると共に、権力崇拝を続行し、亡国の政治を
継続しようと企んでいるのではないか?
鳩山首相の厚顔破廉恥な母献金問題を考えれば、カネで人を寄せる“人寄せパンダ”以上を
出ないだろう?「小沢辞任」でも結局は小沢の黒幕政治に変りはなく、民主党の本質が変わる
はずがない事は明らかではなかろうか?「小沢辞任」で一件落着として、権力の火遊びをする
無責任な民主党を決して野放しにすべきでは無い?参院選敗北に追い込め!如何なものか。
nice!(1)  コメント(1)  トラックバック(0) 

nice! 1

コメント 1

りぼん

@ 日本人なら寿司だぁー [グルメ]に
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
貴重な・nice!~ コメント有難う御座いました
広告にポッチ~応援ありがとうございました
大変励みなりましたm(_ _)m

今後も宜しくお願い致します
by りぼん (2010-03-23 06:23) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

5月危機説?民主党迷走? ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。