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続・私の健康管理 [大家族]

今日も冷え込んだ一日だった。洗面所に置いてある温度計は今シーズン最低の6.5℃だった。
昨日書き忘れた乾布摩擦(2009-01-24のブログ「私的儀式」参照)は、その後も継続している。
今朝は頑張って14分間パンツ1枚の裸で頑張った。洗面所は半坪程度で密室状態だったから
その間に温度計は約1℃上昇した。人間1人の発散するエネルギーは結構目に見える?

この「私的儀式」は、健康法なのか?良く分からない。
今日、たまたま手に取った中村天風著昭和22年(1947)発行「真人生の探求」という本の中に
“感冒撃退の方法”という項目があって、60年前の感冒対策とはどんなものか?略読した。
内容は常識的で、感冒にかかる因子として、暴飲暴食、栄養不良、過労、運動不足、不眠などを
挙げていた。ただ、普通と違ったのは、‘冷えることに慣れる’ことを推奨している処である。
「私的儀式」の乾布摩擦も、天風先生の教えだったと思うから、これも‘冷えることに慣れる’訓練
と考えるべきなのかもしれない。最近の子どもは昔に比べて薄着が多くなっているようだ。
新型インフルエンザの流行に伴って、最近は極端な薄着は見かけなくなったが、普段、薄着で
過ごしている子どもと、そうでない子どもに、感冒感染の有意差があるのかどうか?

上記の天風の本にはいい事が書いてある。人間には生来備わった“潜在能力”があって、健康を
維持できるのだと書いてある。天風さん自身は昭和43年(1968)に92歳で天寿を全うされたが、
30歳(明治39年:1906)の時に、戦前は不治の病といわれた結核に侵されて大変苦労された人
だから重みがある。結核になった後、天風は、アメリカ、ヨーロッパを巡り、それでも自分が救われ
ないことを知って日本に帰国することを決意する。その帰国途上で運命の人と出会い、ヒマラヤ山
の麓で悟りを開いたらしい。そこを去ったのが大正2年(1913)頃のことという。

上記の本は「真人生の探求」という書名であるが、内容のほとんどが精神と肉体の生命の法則を
論じている。いわば健康管理の本のような内容になっている。健康管理=真人生の探求?
品質管理や環境管理のISO-9000やISO-14000等のISOマネジメント規格のことを思い出した。
それらの規格も管理の仕方ばかり書いていて、品質管理や環境管理の目的は抽象的にしか触れ
られていない。これらの規格は、各企業・組織が果たすべき真の使命をまじめに考えるように
なるためのやり方を指し示しているのである。「真人生の探求」という本も、真人生を探求できる
ように、その基盤を指導してくれているのだ。日本企業が、ISOマネジメント規格を導入する時に、
金儲けと異なる‘真の使命’を探求しようとしているか?如何なものか。
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コメント 2

和久

乾布摩擦とは懐かしい健康法ですね。
東京もめっきり寒くなりました。
お互い、健康に留意して秋にはお目にかかりたいものです。

by 和久 (2009-12-20 22:38) 

moto

和久さん、来秋の件、メールを見たときに、「来年のことをいうと鬼が笑う」というのを思い出しました。兎も角、年末のご挨拶の時に返信しようと思っていました。来年は節目の年ですから、クラス全員で集まる催しがあるのでは?と期待しています。
by moto (2009-12-21 00:52) 

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