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普天間問題091209 [社会]

普天間問題が風雲急を告げてきた。先月オバマ大統領来日時に合意された「作業部会」が中断さ
れる事になったと新聞で報じられた。オバマ大統領がその時に、11月中の結論を強制しなかった
のは、所謂、外交辞令である。こういうのを欧米では“assertive”な物言い、態度という。
威圧的でなく謙虚で一見組し易いとも取れるけれど、そういう人は信頼関係を構築するために
広い心の人柄であることを示し、互恵・互助による問題解決への強い意思を表しているである。
そういう人は一般に有能であるから、それを知らず、組し易いと甘く見ると自らの立場が悪くなり
手痛い目に会うのが普通だ。

鳩山首相は6年間も米国留学していたらしいが、理科系だから知らないかもしれないなぁ~
鳩山首相は、オバマ大統領来日の時に、「私を信頼してくれ」と言ったと新聞に書いてある。
オバマ大統領は、それを言葉どおりに受け取ったらしい。鳩山首相の場合は、どのような気持で
発言したのか分からないが、結果的にみれば、お互いに相手の意図を理解していないと言わざる
を得ない。新聞紙上によると、鳩山、平野、岡田の三人の考え方はバラバラだと私には見える。

米軍再編とそのロードマップについて、私はその詳細を知らない。国民はそのことを理解している
のだろうか?‘政治音痴’にもまして‘軍事音痴’といわれる日本人のほとんどは良く理解して
いないのではなかろうか?米軍再編とロードマップに遅れが生じ、日米同盟の深化が出来ないと
日本や米国にはどのような影響、不利益を蒙るのだろうか?

一国を背負う鳩山首相がここまで頑張るのだから、私のような単純な脳細胞では、「米軍再編と
そのロードマップに遅れが生じても日本には不利益はない」、という風に考えざるを得ない?
そこで日本には不利益はないと仮定した上で、米国には不利益があるから急いでいると考えた。
その時に米国だけが不利益になって、日本は不利益にならないという事が許されるのか?という
ことである。米軍基地の存在が、日本に大きな経済的・精神的負担があるとはいえ米軍に防衛を
負担してもらっている現実から考えると、相応の不利益が回り込んでくると推定するのが自然では
ないか?この様に考えを巡らすと、米軍兵士9千人のグァムへの撤退や多くの沖縄米軍基地返還
も盛り込まれている米軍再編とそのロードマップを遅らせる行動を継続する鳩山首相の意図が
全く理解できない。外交ルール認識や国際的現実認識も大局観もないマザコンと思われても
仕方がないのではなかろうか? 如何なものか。
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