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自分を育てる [希望]

自分を育てる力は持って生れた先天的能力だと思う。幼児は自らの努力で歩けるようになるし
喋れるようになる。様々な学習も、自分の潜在能力を発揮する手助けをしてくれるコーチは
必要だが、自分で学びとるのである。
自分を育てる力は、肉体と精神の両面にわたるので、死ぬまで自分を育て続ける‘力’を秘めて
いると思う。従って自分を育てる力は、それが有効に働いているかどうかは別にすれば、
生きている人間すべてに備わっていると思う。そこで、‘自分を育てる力’が、
有効に機能しているかどうか?ということが、重要な問題となるのだと思う。

マイケル・ムーア氏も資本主義を批判している。資本主義社会では効率第一主義だから、少数の
資本家に資本が集中するので大金持ちが出来、おこぼれを漁る小資本家が小金持ちになる。
労働者や知恵のない弱小資本家はどうなる?生産手段がドンドン高機能化し、効率化され、
弱小資本家は倒産に追い込まれ、労働者は単純労働者にならざるを得ない。技術者も学者も、
賃金労働者である以上、効率第一主義でコンピュータソフトに集約され、少数の高度な知識や
才能という財産を持つ人々しか金持ちになれない。地方は疲弊し、経済格差は拡大の一途!
それに少子高齢化と八方ふさがりだ。庶民は面白くないから、余暇もストレス発散で浪費生活。
ここは一つ、鳩山内閣に“日本反乱”を企画してもらい、西洋資本主義に風穴を開けるべきとき?
ただし昭和維新のような汚名を残さないで欲しい。

“日本反乱”はジョークとして、ストレスで‘自分を育てる時間’が無くなって来た?
マルクスは、“人間は労働(生産活動)によって自分を育ててきた”というが、その努力は並大抵
ではなかったろう。多くの人々は家畜同然の状況だったのではないか?‘自分を育てる力’を
存分に発揮できた人は、当時のエリートだったのではなかろうか?

そこで思い出してもらいたい。今ほど最底辺の人々を含め、豊かな時代はあったか?
今ほど余暇(休日)が多い時代があったか?‘自分を育てる力’発揮の環境整備は出来ている。
最先端の現代エリートと比べてわが身を嘆かず、ストレスを克服するためにも、輝かしい‘自分を
育てる力’を有効に機能させるべきではないか?例えば、「今話題の勝間和代女史は‘自分を
育てる力’に目覚めている」というと、誤解を招きかねないかもしれない。しかし彼女の著作や
発言などを観察する限り、彼女は現代の矛盾は矛盾として、それを克服する‘自分を育てる力’を
機能させている。“死ぬまで自分を育て続ける力”が世直しの原動力である。 如何なものか。
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